中家剛 理学研究科教授が実験代表を務める研究チームがブレークスルー基礎物理学賞を受賞しました。(2015年11月9日)

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西川公一郎 元理学研究科教授が、今回K2K/T2K実験の代表として2016年ブレークスルー基礎物理学賞を受賞しました。T2K実験は、現在、中家剛 同教授が実験代表を務めており、研究室のスタッフおよび大学院生が共同受賞者となりました。

ブレークスルー基礎物理学賞は、ニュートリノ振動現象の発見と研究に対し、五つの国際共同実験に授与されました。同賞は、実験代表者だけでなくすべての共同研究者に贈られるものです。

理学研究科高エネルギー物理学研究室では、五つの実験のうち加速器により生成するニュートリノを用いたK2K/T2K実験および太陽や大気で生成されたニュートリノを観測するスーパーカミオカンデ実験の一員として、ニュートリノ振動現象の研究を通してニュートリノの種類(「香り」)と質量の関係を明らかにしてきました。

授賞式は、2015年11月8日(日曜日)に米国カリフォルニア州サン・フランシスコにて行われました。

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