医学教育等関係業務功労者の表彰 (2007年11月30日)

医学教育等関係業務功労者の表彰 (2007年11月30日)

 平成19年度医学教育等関係業務功労者表彰式が平成19年11月30日(金曜日)に行われ,小岸克美 医学研究科技術専門職員,水田榮子 医学部附属病院副看護師長が文部科学大臣表彰を受けました。

 以下に両氏の業績等を紹介します。

  小岸克美 医学研究科技術専門職員は,医学部衛生学教室の実験補助から始まり,純系動物飼育室での実験用マウス・ラットの供給,附属動物実験施設における先端的医学研究を支える実験用マウス胚に係る業務や動物飼育ケージ類の滅菌消毒,空調管理など,永年にわたり動物実験の基盤を支え,医学の発展に貢献しました。また,医学研究を開始した大学院生らに実験用マウスの胚移植や外部機関からのマウスの導入に助言するなどして,医学研究を支援しました。
  さらに,後継技術者の育成と技術開発(飼育機器改良の特許取得)にも熱心で,技術職員研修では講師を務めるなど,この分野の研究教育活動に大きく貢献しました。

  水田榮子 医学部附属病院副看護師長は,主に病棟看護師として入院患者の看護に専念しました。また,研修会に積極的に参加するなど自己研鑽に努めながら後輩の指導にも熱心にあたり,多くの優秀な看護師の育成に努めました。
   さらに,看護研究活動にも取り組み研究発表を行うなど,常に根拠のある業務を行なうよう努め,また,感染防止対策委員として感染防止対策にも大きく貢献しました。