第6回神戸大学・大阪大学・京都大学連携シンポジウムを開催しました。(2013年2月22日)

第6回神戸大学・大阪大学・京都大学連携シンポジウムを開催しました。(2013年2月22日)

パネルディスカッション「スーパーコンピュータで何ができるか?」の様子

 第6回神戸大学・大阪大学・京都大学連携シンポジウムを神戸大学統合研究拠点コンベンションホールにおいて開催しました。

 これは、京都大学、大阪大学、神戸大学が相互に連携して科学技術、文化・芸術等の振興に関する共同教育・研究事業としてシンポジウムを実施することにより、高度な研究者および技術者の人材育成に貢献し、もって関西地域の活性化に資することを目的として、平成19年度より大阪大学、京都大学、神戸大学の順に実施しているものです。

 今回は、神戸大学が幹事校となり、「大規模シミュレーションが解き明かす世界」をメインテーマとして開催し、本テーマに興味を持たれた一般市民、企業関係者に加え、各大学の教職員・学生など約300名が参加しました。

 シンポジウムではまず、福田秀樹 神戸大学長、平野俊夫 大阪大学総長、松本 紘 総長から開会の挨拶がありました。

 第1部では、各大学教員からの基調講演があり、本学からは平原和朗 理学研究科教授が参加し、「地震発生サイクルシミュレーション」をテーマとして講演を行いました。

 第2部では、最初に賀谷信幸 神戸大学大学院システム情報学研究科教授により、「シミュレーション三次元可視化デモンストレーション」と題し、3D映像による人工衛星が宇宙を飛翔するための推進器イオンエンジン等のシミュレーションが行われました。

 その後、小柳義夫 神戸大学大学院システム情報学研究科特命教授のコーディネートにより、伊藤 聡 理化学研究所計算科学研究機構コーディネーター、横川三津夫 神戸大学大学院システム情報学研究科教授、中村春木 大阪大学蛋白質研究所教授、平原教授をパネリストとして、「スーパーコンピュータで何ができるか?」をテーマに総合討論を行い、質疑応答を含め参加者との活発な意見交換を行いました。


松本総長による挨拶

平原教授による基調講演