京都大学地域講演会(沖縄講演会)を開催し、また、沖縄大文字会が設立されました。(2012年12月15日)

京都大学地域講演会(沖縄講演会)を開催し、また、沖縄大文字会が設立されました。(2012年12月15日)

 地域講演会は、これまで蓄積してきた知的財産や現在進行中の教育研究活動の成果等を全国に紹介し、広く社会に還元することを目的として平成9年から開催しているものです。

 このたびは、那覇市の沖縄県市町村自治会館において、人間・環境学研究科の伊從 勉 教授が「ふたつのみやこの近代:京都と首里・那覇」と題した講演を行いました。満席となる約200名の参加があり「那覇市を他の都市と比較するという発想が全くなかったので新鮮に感じた」、「京都と首里・那覇の都市の変遷や同じような共通点を持つことがわかってとても有意義でした」、「京都大学卒の先輩が沖縄でも活躍されていたのがわかったのがよかった」などの感想が寄せられました。

  また、講演会終了後は、同会館において沖縄県に在住または勤務する本学の卒業(修了)生40名、そして本学関係者が参加し、沖縄大文字会(仮称)設立総会が開催され、沖縄大文字会が設立されました。

 沖縄大文字会は、沖縄県に在住または勤務する京都大学の卒業(修了)生等を会員とし、会長には大城清氏(医学部・1973年卒)が選出され、事務局長は屋比久盛敏氏(農学部・1983年卒)に決定されました。また、同時に京都大学同窓会への入会も決定しました。

 この後、来賓として出席した京都大学同窓会代表幹事の小寺秀俊 理事・副学長から挨拶がありました。

 続いての懇談会では、屋比久事務局長の進行のもと、花城順孝氏(工学部・1972年卒)の挨拶と乾杯の発声、そして京都大学沖縄講演会の講師を務めた伊從教授の挨拶があり、和やかに交流が図られました。最後に全員で「琵琶湖周航の歌」を合唱し、盛況のうちに閉会となりました。


挨拶をする小寺理事・副学長

講演をする伊從教授

講演会場の様子

設立総会にて、左から屋比久事務局長、小寺理事・副学長、伊從教授、大城会長、花城氏

交流会の様子

「琵琶湖周航の歌」合唱