第1回京都大学・サウジアラビア共催ワークショップを開催しました。(2012年11月7日、8日)

第1回京都大学・サウジアラビア共催ワークショップを開催しました。(2012年11月7日、8日)

 京都大学はサウジアラビア諸大学との共催で、第1回京都大学・サウジアラビア共催ワークショップを開催しました。

 このワークショップは、本学とサウジアラビア諸大学の協力関係の推進を目的として、エネルギー科学、環境保護、情報・コミュニケーション技術を中心テーマとして開催し、40人以上の研究者の参加がありました。

 1日目は百周年時計台記念館において松本紘 総長およびイサム・ブカーリ サウジアラビア大使館文化アタッシェによる開会挨拶のあと、本学、サウジアラビア諸大学双方の研究者による研究紹介が行われました。2日目の午前、サウジアラビア諸大学一行は、吉田、宇治、桂の各キャンパスに分かれて本学研究者の研究室訪問を行い、午後からは、百周年時計台記念館において、総括セッションを行いました。

 総括セッションでは、ワークショップに参加したサウジアラビア諸大学の研究者から「良い意味で2日間では時間が足りなかった。次のステップに進むためにも、継続的に議論したい」「今回のワークショップでは分野が限られていたが、もっと多様な分野の研究者と議論したい」といった声が上がりました。

 今回のワークショップでは1日目、2日目ともに活発な議論が展開され、本学、サウジアラビア諸大学双方にとって、共同研究の可能性を模索する貴重な機会となりました。


開会挨拶を行うイサム文化アタッシェ

開会挨拶を行う松本総長

松本総長、イサム文化アタッシェとの合同記念撮影

熱心に聞き入る参加者