生態学研究センター創設20周年記念式典を挙行しました。(2011年11月6日)

生態学研究センター創設20周年記念式典を挙行しました。(2011年11月6日)

 生態学研究センターは、創設20周年記念式典を芝蘭会館で挙行しました。

 同センターは、大正3年に京都帝国大学医科大学附属臨湖実験所として開所され、大正11年に理学部に移管された理学部附属大津臨湖実験所、および昭和39年に理学部に設立された理学部附属植物生態研究施設を母体とし、平成3年4月に全国共同利用施設として創設されました。

 記念式典には学内外の関係者ら約百名が出席し、椿宜高 生態学研究センター長が式辞を述べ、 松本紘 総長が京都大学を代表して挨拶した後、澤川和宏 文部科学省研究振興局学術機関課長が祝辞を述べられました。続いて、生態学研究センターと関係の深い、立本成文 人間文化研究機構総合地球環境学研究所長、沼田英治 理学研究科長代理、津田敏隆 生存圏研究所長も、それぞれ、機関連携、協力講座、学内連携の現状と展望に言及しながら、祝辞を述べました。

 式典に続いて、記念講演会を開催し、川那部浩哉 名誉教授/初代京都大学生態学研究センター長、中静透 東北大学教授/日本生態学会長、松沢哲郎 霊長類研究所長、椿生態学研究センター長の各氏から、それぞれ、同センター創設期の思い出、生態学会との協力関係、共同利用・共同研究拠点としての責務、同センターの今後の活動方針などについて講演がありました。

 また、記念講演会後には祝賀会を開催し、和田英太郎 名誉教授の挨拶の後、手塚泰彦 名誉教授の発声により乾杯を行いました。祝賀会では、開設当時から現在までのなつかしい写真のスライドショーも行い、学内外関係者、OB、教職員、学生も交えて歓談が続き、創設20周年を祝いました。


式辞を述べる椿センター長

挨拶する松本総長

祝辞を述べる澤川学術機関課長

講演する川那部名誉教授