宇治地区先端イノベーション拠点施設竣工記念式典を挙行しました。(2011年6月1日)

宇治地区先端イノベーション拠点施設竣工記念式典を挙行しました。(2011年6月1日)

 環境・エネルギー分野における世界トップレベルの産官学連携共同研究を推進する開発拠点として、今年3月に竣工した「宇治地区先端イノベーション拠点施設」の竣工記念式典を執り行いました。この施設は、経済産業省の平成20年度産業技術研究開発施設整備費補助金の支援を受けて建設したものです。

 施設にはオールジャパン体制で臨む「革新型蓄電池先端科学基礎研究拠点プロジェクト」の他、次世代太陽電池、電磁環境生命科学、水化学エネルギーなどの共同研究プロジェクトが次々と入居し、研究を進めています。

 当日はあいにくの小雨にもかかわらず、学内外から150名余りの出席者を得て賑やかに開催されました。

 まず、施設前でテープカットの後、施設見学を行いました。次いで、おうばくプラザに場所を移し、松本紘 総長による挨拶、永塚誠一 経済産業省近畿経済産業局長の来賓挨拶があり、施設屋上に設置された太陽光発電システムの寄贈に対し、松本総長から太田賢司 シャープ株式会社副社長へ感謝状を贈呈しました。そして「革新型蓄電池先端科学基礎研究拠点」のプロジェクトリーダーの小久見善八 産官学連携本部特任教授による記念講演を行いました。

 松本総長は挨拶で「宇治キャンパスは新幹線の京都駅に近く、産業が集積し発展していく地域にある。ここで、震災復興やエネルギー問題に立ち向かう、世界最先端の研究を競っていきたい」と意気込みを述べました。


左から、中島正愛 防災研究所長、西阪昇 理事・副学長、吉川潔 理事・副学長、松本総長、永塚近畿経済産業局長、久保田勇 宇治市長、勝見彰 京都府山城広域振興局長、井上國世 産官学連携本部副本部長

施設外観

挨拶の言葉を述べる松本総長

永塚近畿経済産業局長による挨拶

シャープ株式会社へ感謝状の贈呈

松本紘総長の式辞