高等教育研究開発推進センターが公開シンポジウム「FDネットワークの展開と大学教育改革の方向性を問う」を開催しました。(2010年9月7日)

高等教育研究開発推進センターが公開シンポジウム「FDネットワークの展開と大学教育改革の方向性を問う」を開催しました。(2010年9月7日)

 京都大学芝蘭会館稲盛ホールにおいて、公開シンポジウム「FDネットワークの展開と大学教育改革の方向性を問う」を開催しました。 これは、高等教育研究開発推進センターが、平成22年度、教育関係共同利用拠点「相互研修型FD共同利用拠点」に認定されたのを機に、特別経費プロジェクト「大学教員教育研修のための相互研修型FD拠点形成」の一環として行ったものです。

 まず始めに、松本紘 総長の挨拶があり、田中毎実 高等教育研究開発推進センター長/教授より基調報告「相互研修型FD共同利用拠点の仕事」を行いました。続いて、天野郁夫 東京大学名誉教授による「高等教育政策の中のFD」、舘昭 教授(桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科)による「FDを日米の異同から考える」、羽田貴史 教授(東北大学高等教育開発推進センター)による「どのような大学教員を育てるのか、そのために何をすべきか」、寺﨑昌男 立教学院本部調査役・東京大学名誉教授による「FDを語り直し見直すことを試みる」、絹川正吉 新潟大学理事による「相互研修型FD共同利用拠点-基調報告への応答-」および、小松親次郎 文部科学省大臣官房審議官による計6名のパネル報告がありました。その後、参加者を交えた質疑応答で活発な意見交換を行いました。

 このシンポジウムには、学内外の大学関係者計135名の参加者がありました。シンポジウム終了後の情報交換会も、多くの参加者が一層の交流を深めつつ、盛会のうちに終了しました。

  松本紘総長の挨拶