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梅原郁 名誉教授が日本学士院賞を受賞 (2010年3月12日)

 このたび、梅原郁 名誉教授が第100回(平成22年)日本学士院賞を受賞することになりました。日本学士院賞は、学術上特に優れた研究業績に対して贈られるもので、日本の学術賞としては最も権威ある賞です。

 梅原名誉教授は、昭和9年生まれ(76歳)、京都大学文学研究科修士課程修了後、人文科学研究所助教授、同教授を経て、平成9年4月京都大学名誉教授の称号を受け、現在に至っています。専門は、東洋史学です。

 受賞の対象となったのは、中国の宋代における法制史の研究をまとめた『宋代司法制度研究』(創文社、平成18年12月)によるものです。これは、唐朝半ばの「安史の乱」から約200年続いた社会の動乱の中で、律令および三省六部の制が有名無実となった後、宋朝は唐律令の骨組みに沿いながら、その内容を新しい社会の現実に対応するように再編し、元朝・明朝・清朝へと受け継がれていく展開を考察したものです。
  本研究は厖大な史料を駆使し、官僚機構と司法行政を詳細に復元したうえで、形骸と化した唐の諸制度の換骨奪胎の様態と展開を緻密に解明した画期的な労作です。

 なお、授賞式は6月に東京で行われる予定です。

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