松本紘総長が中国・南開大学創立90周年記念式典に出席しました。（2009年10月17日）

　松本紘総長は、中国・天津市の南開大学で開催された南開大学創立90周年式典に招待され、西村周三理事・副学長とともに出席し、韓立友特定助教（国際交流センター）、里見朋香総長室副室長および塚本政雄国際部長が随行しました。

　南開大学創立90周年記念式典は、同大学体育館において、党・政府機関、主要大学の幹部、卒業生、学生等の参加を得て挙行されました。
松本総長は、外国からの賓客・招待者を代表して祝辞を行いました。

　松本総長は、南開大学創設の歴史的経緯としての校地の流転とともに、同大学のメインビルディングに象徴的に銅像として設置されている周恩来元首相の日中交流への功績と京都大学および京都市との関わりについて触れました。特に、元首相の記念碑の詩「雨中嵐山」を全文朗読し、同大学の先達および根源的なものへの敬愛を中国の故事を引きながら演説しました。学生、卒業生等各界の参加者および同大学の各位に大きな感銘を与え、参加者一般から大きな拍手を得ました。