医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程開設記念式典・講演会を開催しました。(2009年9月30日)

医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程開設記念式典・講演会を開催しました。(2009年9月30日)

 医学研究科では、本年4月に開設された人間健康科学系専攻博士後期課程の開設記念行事を実施しました。同専攻は、平成19年4月に医学部保健学科(平成20年4月に人間健康科学科と改称)を母体として設置しました。健康科学をさらに発展させ、人の真の健康を創成するため、医学をはじめとする自然科学ならびに人文・社会科学を基盤とし、全人的視野に立って医療・保健・福祉を深く考察した「人間健康科学」の理論を構築し、実践の方法と技術を確立させることにより、高度先進医療に対応できる高度医療専門職の育成と将来の教育者を志す人材の養成を目指しています。

 記念行事は、百周年時計台記念館において、記念講演会、記念式典ならびに記念祝賀会を行いました。記念講演会は、講演第1部として、松本紘 総長の「無線送電と宇宙太陽発電所」と題した講演の後、フルート、バイオリン、ヴィオラ、チェロによる祝賀演奏を挟み、講演第2部として、岩田誠 東京女子医科大学名誉教授の「キュアとケア -医療人には何が出来るのか-」と題しての講演があり、約250名の参加がありました。

 岡本道雄 元総長、井村裕夫 元総長ら関係者約150名が出席した記念式典では、来賓の皆様からの祝辞があり、本専攻への大きな期待が述べられました。また、引き続き行われた記念祝賀会では、和やかな雰囲気のなか人間健康科学系専攻博士後期課程の門出を祝いました。


講演する松本総長

祝賀演奏 

記念式典で式辞を述べる光山正雄 医学研究科長

総長の挨拶