京都大学稲盛財団記念館竣工披露会を挙行しました。(2008年10月31日)

京都大学稲盛財団記念館竣工披露会を挙行しました。(2008年10月31日)

 京都大学稲盛財団記念館の完成を記念して竣工披露会が行われました。
  同記念館は、本学が我が国を代表する学問の府として、地域社会はもとより、国際社会において21世紀の更なる学術・文化の発展に貢献していくため、財団法人稲盛財団(稲盛和夫理事長)より寄贈されたもので、鴨川の東に面した京都大学吉田キャンパス川端近衛南東角に建設されました。
  同記念館へは、大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、東南アジア研究所、地域研究統合情報センター、こころの未来研究センター及びアフリカ地域研究資料センターの5部局が入居します。また、1階部分には京都賞に関する情報を広く紹介するための「京都賞ライブラリー」や、本学が保有する貴重な教育・研究活動の資料がデジタル化され閲覧することができる「研究資源アーカイブ映像ステーション」を設置し、11月1日より一般に開放(火曜~土曜の10時~16時まで開館し、入場は無料)されます。
  竣工披露会は、稲盛和夫 稲盛財団理事長をはじめ坂田東一 文部科学省文部科学審議官、山田啓二 京都府知事、門川大作 京都市長、尾池和夫 前総長、松本紘 総長及び吉川左紀子 こころの未来研究センター長によるテープカットで始まり、星川茂一 京都市副市長や研究資源アーカイブ映像ステーションで研究資料が公開されている石井米雄 京都大学名誉教授など約180名が出席しました。披露会では松本総長、稲盛理事長による挨拶に続き、坂田文部科学審議官から祝辞が述べられました。その後、松本総長から稲盛理事長へ感謝状が贈呈され、尾池前総長の発声で乾杯を行い、新たなスタートを切った「京都大学稲盛財団記念館」の発展を盛大に祈念しました。

松本紘総長の挨拶


テープカット:左から、尾池 前総長、山田 京都府知事、稲盛 理事長、松本 総長、坂田 文部科学審議官、門川 京都市長、吉川 こころの未来研究センター長

施設を見学する松本総長(左)と稲盛理事長(右)

感謝状贈呈

京都賞ライブラリー

研究資源アーカイブ映像ステーション
 
建物外観
  • 朝日新聞(11月1日 34面)、京都新聞(10月31日 夕刊 8面)、日本経済新聞(11月1日 39面)、毎日新聞(11月1日 25面)および読売新聞(10月31日 夕刊 16面)に掲載されました。