京都大学メールマガジン Vol.86

京都大学メールマガジン Vol.86

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          京都大学メールマガジン vol.86
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┌───┐ 2012年11月より内容をリニューアル。毎号、大学のトピックス、
│\■/│ イベント情報、意外なマメ知識など多彩な情報をお届けします。
└───┘ ★メルマガ限定コラム【京大の「実は!」】もお楽しみください!

[2013年9月27日号 目次] ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

■1. トピックス
■2. 副学長からのメッセージ【法務・コンプライアンス担当副学長 林 信夫】
■3. ニュース
■4. イベント情報
■5. 京大の「実は!」(Vol.10 京都大学の「総合博物館の実は!」)
■6. 研究情報
★☆ 広報コラム
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 ■1.トピックス 
 第8回 京都大学ホームカミングデイ開催
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 京都大学同窓会は、今年で発足8年目を迎えました。今年も学部・研究科等の同窓会や地域同窓会との連携協力により、2013年11月2日(土曜日)にホームカミングデイを開催します。
今年は、「情熱と信念(Passion and Conviction)」をテーマに、困難の中にあっても夢や理想を実現していく力について皆様と一緒に考えたいと思います。
 講演会では、公益財団法人 稲盛財団の稲盛和夫 理事長を講師にお迎えし、自らの理想、目的を達成しようとする情熱、貫いてこられた信念についてお話をいただきます。
 さらに、iPS研究や芸術・芸能の世界で活躍する若手卒業(修了)生による講座も開催します。
その他、多彩な企画をご用意して皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 開催内容・申し込み方法等、詳しい内容はこちらをご覧ください。
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h8/d2/news4/2013/131102_1.htm

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 ■2.副学長からのメッセージ
 【法務・コンプライアンス担当副学長 林 信夫】
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 2012年10月1日付で法務・コンプライアンス担当の副学長を拝命して1年が過ぎようとしています。私が担当する事項は、その名称からただちに想定される訟務、教職員の服務・懲戒、ハラスメント、公益通報等の他に、リスク管理、労働組合関係、防火・防災等多岐にわたります。これらの担当事項は、これまで総務担当の理事等がその他の担当事項と併せて担当をしていたところ、その多くが公的資金で運営される国立大学法人の社会に対する説明責任およびコンプライアンスへの意識の高まりから、専門性をもった当該事項担当の副学長職を新たに設けて事に当たることを松本総長が決断されたことによります。
 これらの事項を支える事務部も複数にわたります。2013年4月に多様なコンプライアンス業務に対応するため、法務・コンプライアンス課が総務部の中に置かれ、訟務、教職員の服務、ハラスメントの防止等を担当し、部分的ですが、同部総務課では各種リスクの分析および管理等、人事課ではハラスメントの対応等、報道担当課長による報道対応、施設部プロパティ運用課による防火・防犯等を担当し、それぞれ私の職務を補佐、整理しています。なお、男女共同参画事業は、従前、法務・コンプライアンス担当副学長の担当事項でしたが、2013年8月1日以降は、男女共同参画をより一層推進する立場から、別途、担当副学長を置くことになりました。
 しかし、法務・コンプライアンスに係る問題は、事柄の性質上、今お話しした以外の複数の部署にもまたがります。特に研究推進や競争的資金に関することを担う研究国際部や産官学連携等を担う産官学連携本部には独自の法務およびコンプライアンス対応の部署や人材がおり、したがって法務・コンプライアンス担当副学長の役割は、その設置当初の趣旨からしても「中央集権」の確立ではなく、それぞれ固有の問題にはまず当該部署で対応してもらい、そののち大学全体の観点から指導・助言をする、すなわち横串を刺すことにあります。
 いずれにせよ、20世紀後半のアメリカに端を発する説明責任論の展開が担税者に対する税金使用の説明に始まることに表れているように、公的資金に基盤を置く国立大学法人として常に社会に対して説明可能な状態を整備しておくことが求められることは当然であり、特に説明困難な状況が発生しないよう予防的措置を講ずることこそが肝要と考えられます。

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 ■3.ニュース
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 京都大学の最新のニュースを紹介します。

 ○稲盛和夫 京セラ名誉会長・稲盛財団理事長、山内溥 任天堂相談役への名誉フェロー称号授与式を行いました
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 このたび、本学の運営および経営に特に顕著な貢献があったとして、稲盛和夫 京セラ名誉会長・稲盛財団理事長および山内溥(ひろし) 任天堂相談役に、京都大学名誉フェローの称号を授与することを2013年7月23日に決定し、同年8月28日に授与式を行いました。
 (山内溥氏は2013年9月19日に逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。)

 詳しくはこちらをご覧ください。
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2013/130828_1.htm

 ▼その他のニュースはこちらからご覧いただけます。
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?type=monthly&news=on

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 ■4.イベント情報
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 京都大学では、様々なジャンルのイベントを多数実施しています。

 ○京大ウィークス2013 (10月12日(土曜日)~11月9日(土曜日)開催)
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 本学では、北は北海道から南は九州まで、全国各地に数多くの教育研究施設を展開しています。これらの隔地施設は、本学の多様でユニークな教育研究活動の拠点として重要な役割を果たすとともに、施設公開などを通じて、それぞれの地域社会における「京都大学の窓」として親しまれてきました。
 本年度も昨年度に引き続き、2013年10月12日(土曜日)~11月9日(土曜日)に「京大ウィークス2013」として、各地でさまざまな公開イベントをこの期間に集中して行います。北海道の研究林や桜島の火山観測所など、文字どおり北は北海道から南は九州までの21の施設で、施設見学会や講演会、体験実験、自然観察会など、皆さんの知的好奇心を刺激する魅力がいっぱいのイベントを実施します。
 全国各地に多種多様な教育研究施設を有する京都大学ならではの魅力を、ぜひこの機会に、存分にお楽しみください。

 各会場の開催内容・申し込み方法等、詳しい内容はこちらをご覧ください。
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h8/d2/news4/2013/131109_1.htm

 ○きのこをめぐる冒険 ~自然史、生態機能から相互作用ネットワークまで~
 (11月6日(水曜日)開催、申込不要)
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 「きのこをめぐる冒険」と題して、本学でシンポジウムを開催します。
 菌類は、森林生態系において分解者や共生者として非常に重要な役割を果たしています。
 このシンポジウムでは、菌類の生態学研究に携わり活躍中の研究者をフィンランドから1名、国内の大学や研究機関に所属する11名をお招きしています。菌類生態学の最新の知見を交換し、菌類生態学の現在と今後について語り合うことを目的としています。

 詳しい内容はこちらをご覧ください。
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2013/131106_1.htm

 ○第1回市民講座 「物理と宇宙」 (11月9日(土曜日)開催、要事前申込)
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 広く一般市民の方々に物理学や宇宙物理学の最新の研究成果を発信し、その最先端を分かりやすく説明します。また、双方向の議論も行います。
 これは、2003年度~2007年度に「21世紀COEによる市民講座」、2008年度~2012年度に「グローバルCOEによる市民講座」と10年間にわたり開催してきた市民講座の後を引き継ぐものです。

 詳しい内容はこちらをご覧ください。
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2013/131109_2.htm

 ▼他にも多くのイベントを予定しています。
  詳しくはこちらからご覧いただけます。
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?type=calendar

 ▼また、広く一般の方にもご参加いただける公開講座、講演会、シンポジウム
  などはこちらをご覧ください。
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/open/open_course/index.htm

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 ■5.コラム 京大の「実は!」Vol.10
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 京都大学には、実は・・・こんなステキなスポットがある!
 京都大学には、実は・・・こんな知られざる歴史がある!

 など、京大の「実は!」な魅力を紹介します。

 ○Vol.10 「京都大学の「総合博物館の実は!」」

 京都大学に博物館があることを、みなさんはご存知でしょうか?

 実は!ここ総合博物館には、京都大学が開学100年以上にわたって大切に蓄積してきた、研究の証=宝ものが詰まっています!
 「京都大学総合博物館」(以下、総合博物館)は、開学100年以上にわたって収集してきた貴重な学術標本資料260万点を収蔵し、第一線の研究・教育活動への活用と、また、その成果の公開を目的に作られました。収蔵庫、研究棟、そして大規模な展示スペースを備えた日本最大規模の大学博物館です。
 展示のみならず、イベントや学習教室、インターネットなど、様々な手法を駆使して、貴重な研究成果を世界に向けて発信する、日本初の本格的「社会に開かれた大学の窓口=ユニバーシティミュージアム」です。
 今回は、総合博物館をクローズアップし、その「実は!」な魅力にとことん迫ってみたいと思います。中には貴重な収蔵庫の紹介も!

 まずは、大野照文 総合博物館長とスタッフのみなさんに、博物館のアレコレをお聞きしました。・・・

 ▼続きはこちらをご覧ください。
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/issue/mm/jitsuha/2013/130927.htm

 ▼バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
  ※ 「最近のバックナンバー」の【77号】以降をクリック。「◆コラム 京大の「実は!」」をご覧下さい。
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/issue/mm/backnumber/index.htm

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 ■6.研究情報
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 京都大学の最新の研究成果5件を紹介します。

○関節リウマチから新たなヘルパーT細胞を同定 -慢性炎症のメカニズム解明に期待-
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130920_2.htm

○ダウン症候群に合併した急性巨核芽球性白血病の新規原因遺伝子を発見 -ダウン症候群児に発症する血液がんの大規模遺伝子解析を実施-
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130923_1.htm

○分子から分子への共鳴トンネル現象を世界で初めて確認 ~分子間共鳴トンネルダイオードの実現に道~
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130913_2.htm

○がんと概日リズムの新たな関連の解明に成功
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130920_1.htm

○古代・中世の東西回廊 -ミャンマーからタイ・カンボジアに至る歴史街道が明らかに
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130918_1.htm

 ▼そのほかにも多数の研究成果を発表しています。
  詳しくはこちらからご覧いただけます。
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?type=monthly&c2=4

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 ★☆ 広報コラム
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 京都大学では、日々新たな素晴らしい研究成果が生まれ、世の中に発信されています。
青と白の格子柄タペストリーをバックに研究者が記者発表する様子をテレビで見かけることも多いのではないでしょうか?新聞で関連記事を目にすることも多いでしょう。
 広報室には、新たな研究成果を発表したいという依頼が毎日のように舞い込んできます。その成果をメディアに向けて説明する「記者レク」と呼ばれる成果発表の場で、発表する研究者に共通するメッセージは、「自分たちのこの研究成果を、人々の幸せや、社会のあらゆる問題解決や発展に役立てたい!」という強い思いです。そんな研究者たちの思いを、少しでも広く伝えるお手伝いをすることも広報の重要なミッションだと心しながら日々の広報活動に取り組んでいます。
 続々と発信される京大の研究成果は、ホームページ内の「研究成果」ページにも随時アップされていますよ。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja?type=monthly&c2=4
 ぜひこちらもご覧になり、研究者の熱い思いに触れてみてください!


[渉外部広報・社会連携推進室]

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