本学と京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。
今回は「高分子の精密合成と構造制御が拓く未来材料」をテーマに、「直接的アリール化重合︓π共役ポリマーの簡便かつ高精度な合成法」、「ポリマーブラシの精密合成とコロイド化学への応用展開」、「両親媒性高分子の制御自己組織化が拓くナノ構造材料」の3つの講演で、新しい高分子物性の発現を指向した精密高分子合成技術について発表します。
基本情報
- 東京オフィス・京都アカデミアフォーラム
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/kaf/about/access.html
- 企業・研究者の方
情報交換会: 3,000円(税込)
※ 参加登録後、メールにて振込先をご案内します。
イベント内容
プログラム
13時00分 | 受付開始 |
13時25分~13時30分 | 開会挨拶 |
13時30分~14時30分 | 講演1: 脇岡 正幸(化学研究所 助教) 「直接的アリール化重合︓π共役ポリマーの簡便かつ⾼精度な合成法」 次世代有機電⼦デバイスの実⽤化に向け、その半導体材料となるπ共役ポリマーの開発研究が精⼒的に進められています。本講演では、π共役ポリマーを簡便かつ⾼精度に合成し得る直接的アリール化重合について紹介します。 |
14時30分~15時30分 | 講演2: 大野 工司(化学研究所 准教授) 「ポリマーブラシの精密合成とコロイド化学への応⽤展開」 表⾯開始リビングラジカル重合により固体表⾯にポリマー鎖を超⾼密度に“⽣やす”技術があります。これを駆使したハイブリッド粒⼦の合成と、その構造の均⼀性と分散安定性を活かしたコロイド材料の設計について紹介します。 |
15時30分~16時30分 | 講演3: 寺島 崇⽮(工学研究科 准教授) 「両親媒性⾼分⼦の制御⾃⼰組織化が拓くナノ構造材料」 両親媒性⾼分⼦の⾃⼰組織化は、ミセルやハイドロゲル、ミクロ相分離材料などを創出する基盤技術です。本講演では、これらの機能性材料を精密に設計できる両親媒性ランダム共重合体の⾃⼰組織化ついて紹介します。 |
16時30分~17時30分 | 情報交換会 |
17時30分 | 閉会挨拶 |
申し込み
備考
後援: 株式会社TLO京都
E-mail: event*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)