イワナゲノムの違いで地形進化を解明-日本海型・太平洋型・琵琶湖型に3分類 「河川争奪」で分布に変化-

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 下野嘉子 農学研究科准教授、増田太郎 摂南大学准教授、小泉逸郎 北海道大学准教授、岸大弼 岐阜県水産研究所専門研究員の共同研究グループは、ゲノム網羅的(ゲノムワイド)な多型解析により、本州の河川源流に棲息するイワナ亜種の判別と分布境界の決定に成功しました。各亜種の生息域は分水嶺を挟んで隣接しており、分布境界では地形変化による亜種間の分布拡大のせめぎ合いが起こっていることを示しました。本研究は、在来生物種の分布から地形形成史を検証する手段を提案します。

 本研究成果は、2022年12月26日に、生物地理学に関する学術誌「Journal of Biogeography」に掲載されました。

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研究者情報
書誌情報

【DOI】
https://doi.org/10.1111/jbi.14553

【書誌情報】
Taro Masuda, Yoshiko Shimono, Daisuke Kishi, Itsuro Koizumi (2022). Systematic headwater sampling of white-spotted charr reveals stream capture events across dynamic topography. Journal of Biogeography.