医薬品の安全性に関するテキスト報告データ評価AIを本学とエクサウィザーズが共同開発 -報告評価の効率化を支援し、医薬品の安全利用促進に寄与-

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 岡本里香 医学研究科特定准教授と株式会社エクサウィザーズは共同で、公益財団法人日本医療機能評価機構が公表している「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」の事例に対して、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が実施した評価結果をもとに、医薬品の安全性に関するテキスト報告データを評価するAIを開発しました。

 今回の検証において、評価1及び2の対策が必要となる事例を「見落としを最小化する」指標であるRecall 96%で抽出することができました。今後数年での実用を目指し、更なる精度向上を対応中です。

 本研究成果は、2021年8月30日に発表されました。

本研究の概要
図:本研究の概要
研究者情報