松本洋平 文部科学大臣が、2026年7月3日に本学を訪れ、高等研究院 物質―細胞統合システム拠点(iCeMS)とiPS細胞研究所(CiRA)を視察されました。
視察に先立ち、高等研究院において松本大臣と湊長博 総長による意見交換の場が設けられました。この中で松本大臣から、同日に公表された国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議(アドバイザリーボード)による審査の結果に触れつつ、今後の国際卓越研究大学としての本学の活動に対する期待が伝えられました。
その後のiCeMS視察では、湊総長が改めて挨拶を、続いて北川進 理事・副学長から歓迎の挨拶があり、松本大臣を迎えました。次いで、古川修平 iCeMS副拠点長から拠点の研究概要について、樋口雅一 同特定拠点准教授から、多孔性配位高分子(MOF)の研究成果に基づいたイノベーションの創出や、スタートアップを通じた社会実装への取り組みについて説明がありました。説明後、松本大臣は拠点内の最新の研究設備や解析機器などの施設を見学されました。
次に、松本大臣はCiRAを視察され、江藤浩之 CiRA所長、髙島康弘 同副所長、髙橋淳 同所長補佐、花谷忠昭 京都大学iPS細胞研究財団(iPS財団)業務執行理事らと、CiRAおよびiPS財団の概要やパーキンソン病に関する研究など、iPS細胞研究の現状について意見交換を行いました。また、松本大臣は館内を視察され、髙島副所長の案内のもと、顕微鏡で「iPS細胞2.0※」を観察されました。続いて、江藤所長や原田直樹 共通機器管理室長らが、iPS細胞等の特性評価・分析に用いる共通機器などの研究設備について説明しました。
視察を終え、松本大臣からは、研究成果の社会実装や若手人材育成の状況を踏まえ、本学のさらなる発展に対する期待が寄せられました。
- iPS細胞2.0:樹立効率が良く、細胞株間のばらつきが少なく、分化効率に優れた高機能な次世代iPS細胞のこと。