総合研究推進本部が企画・運営する学内ファンドプログラム「新領域創生研究支援事業(SPIRIT2)」は、本学の学術研究の質をさらに高め、多様性豊かな研究を育むことを目的として、2023年度に設立されました。本事業では、将来、世界的な存在感をもつ学術的新領域へと発展することが期待される萌芽的な研究を支援しています。
研究実績そのものではなく、独創的な構想力や着想力を評価の中心とすることを特色とする本事業は、2025年度から「賞」として位置づけられています。人文社会科学から自然科学、基礎研究から応用研究に至るまで、あらゆる分野を対象として、新たな研究領域の創生を目指す意欲的な提案を募集しています。学内審査を経て選出された研究代表者には、研究推進担当理事より「Kyoto University SPIRIT2 Award」が授与されます。
2026年度は、以下の10名が受賞しました。
2026年度 Kyoto University SPIRIT2 Award受賞者
| 氏名 | 所属部局名 | 研究課題名 |
|---|---|---|
| 緒方 博之 | 化学研究所 | 細胞中心生命観を超えて:巨大ウイルスの増殖メカニズムから探る新生命原理 |
| 倉永 英里奈 | 薬学研究科 | ショウジョウバエを基盤とした高効率PDX創薬プラットフォームの創出: 自然免疫がん細胞クリアランス機構の解明と薬効スクリーニング系の構築 |
| 篠原 美都 | 医学研究科 | 生殖補助医療が世代を超えて子孫の神経系発達に及ぼす影響の解明とその予防 |
| 田中 貴浩 | 理学研究科 | ボトムアップによる量子重力へのアプローチ |
| Tian Yunchen | 法学研究科 | Rethinking Climate Migration as a Socio-Natural Process |
| 延山 知弘 | 高等研究院 (iCeMS) | 液液相分離制御デバイスを用いた炭酸同化酵素の海水中活性化 |
| 野村 紀通 | 生命科学研究科 | 脂質コードが駆動する膜蛋白質アロステリーの情報物理学:学理創出と創薬応用 |
| 峰尾 恵人 | 化学研究所 | 「生き物に働きかけるものづくり」を正面から問う:生物素材生産様式論の創生 |
| 吉村 柾彦 | 高等研究院 (iCeMS) | 化学遺伝学的⼿法による寄⽣植物の寄⽣全容の解明と制御 |
| 米田 浩基 | 白眉センター (理学研究科) | 宇宙・医療・産業を⾰新するリアルタイム MeV ガンマ線画像解析基盤の構築 |
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