第21回京都大学附置研究所・センターシンポジウムを開催しました

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 研究連携基盤では、各研究所・センターの活動や生み出されている研究成果について広く一般社会に対してわかりやすく説明し、研究・教育活動、社会貢献活動への理解や支援・協力を得ることを目的として、年1回、全国主要都市で一般市民の方を対象とした公開シンポジウムを開催しています。節目(第21回)となる今回は、2026年3月15日に百周年時計台記念館にて開催し(後援:京都府教育委員会、京都市教育委員会、読売新聞社)、オンライン参加も含めて約700名が参加しました。今回のテーマは、「知の交差点からみる自然 人間 社会」でした。

 当日は、湊長博 総長の開会挨拶に引き続き、午前は、近藤敬子 エネルギー理工学研究所准教授、高野祥太朗 化学研究所准教授、渡邉翼 複合原子力科学研究所(粒子線腫瘍学研究センター)准教授の講演、午後は、午前の講演への質問回答を挟み、菅原百合絵 人文科学研究所准教授、入江慶 数理解析研究所准教授、原千秋 経済研究所教授の講演と質問回答が行われました。

 続くパネルディスカッションでは、中野伸一 研究連携基盤長の司会のもと、時任宣博 副学長、片平正人 副理事・エネルギー理工学研究所長と講師6名により、「多彩な知で世界と未来をナビゲート」のテーマで、「知の交差点」を取り上げて人生や研究の節目を振り返ったり、多分野と交流する研究の可能性などについて活発な意見交換が行われ、最後に時任副学長の総括・挨拶で盛会の中、終了しました。

 また、恒例の昼休憩時には、本学の所長・センター長はじめ教員達と中高校生等が昼食を摂りながら質問や相談を行うコーナーを設け、多くの中高生等が研究や進路にまつわる相談をするなど盛況となりました。参加者からは、「昼休憩の際に京都大学の先生方とお話をできたのがありがたかったです。幅広い分野の話が聞けて貴重な経験になりました」、「本当に面白かったです。実際の先生に会う、直接話を伺えたので良かったです。少しの間でしたが、講演された先生と昼休みに懇談させていただき真にありがとうございました。『習慣化』すること(勉強、仕事)の大切さが分かりありがとうございます」、「普段あまり触れることのない学術的な内容に触れられて、とても有意義な体験となった。京大教授と直に語り合うブースは、教授の考え方等知ることができてとても興味深かった」などの感想が寄せられました。

 本シンポジウムでは、特に次世代を担う中高校生の参加を歓迎しています。企画にあたっては、「平易性、おもしろさ、モチベーションの高揚」といった観点を重視し、講演内容は研究者自身の経験や、その研究をはじめるに至ったエピソード等を交えるなど、わかりやすいものとなるよう努めていますが、その成果の一端が垣間見えた形となりました。

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開会挨拶を行う湊総長
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パネルディスカッションの様子
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総括・挨拶を行う時任副学長 
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昼休憩時の中高校生と本学教員との交流コーナーの様子
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