2025年の吉田神社今宮社神幸祭の巡行を迎えました

　京都大学が所在する吉田地域の産土神である吉田神社の末社「今宮社」では、毎年10月の第2日曜日に神幸祭を執り行い、神輿などの行列が町内を巡行して地域の安全と繁栄を祈願しています。

　本学の構内にも、例年、巡行の行列を迎え入れています。2025年10月12日、昨年に引き続き、時計台記念館のクスノキ前にて巡行を迎えました。吉田今宮太鼓による太鼓が打ち鳴らされるなか、吉田剣鉾保存会による剣鉾数基が次々と練り歩き、行列の最後に雄壮な神輿が続きました。神輿の担ぎ手等には、本学の学生も参加しました。

　力強い太鼓の音色とともに御輿が担ぎ上げられ、本学関係者のノーベル賞受賞へのお祝いとともに、本学の繁栄が祈願されました。地域に伝承されている祭りを通じて、大学と地域の交流を深めるひとときとなりました。