第33回洛朋会(物エネ・石化・燃化同窓会)総会が開催されました

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 第33回洛朋会総会(京都大学同窓会共催)が、2025年4月19日に百周年時計台記念館国際交流ホールにおいて開催され、工学部燃料化学科と石油化学科および工学研究科物質エネルギー化学専攻の卒業生のほか、現在物質エネルギー化学専攻に所属する教員と在校生、あわせて70名が参加しました。

 講演会では、卒業生である小松秀樹 株式会社グローバルブレイン エグゼクティブフェロー(工学研究科・1985年修了)、若宮淳志 化学研究所教授・株式会社エネコートテクノロジーズ共同設立者 最高技術顧問(工学研究科・2003年修了)、城宜嗣 兵庫県立大学特任教授(工学研究科・1985年修了)の3名による講演が行われました。はじめに小松エグゼクティブフェローから、「組織のリーダーとして心がけて来たこと -桃李不言下自成蹊-」と題して、常務執行役員として勤めた株式会社ブリヂストンにおける取り組みや経験などを中心に講演がありました。続いて若宮教授から、「ペロブスカイト太陽電池:大学での研究から社会実装への挑戦」と題して、最近注目されるペロブスカイト太陽電池の基礎研究から、自身が立ち上げた企業の成長と実用化に向けた取り組みについて講演がありました。最後に城特任教授から、「生物無機化学から生命金属科学へ そして生命の元素戦略解明へ」と題して、これまで取り組んできた一酸化窒素還元酵素に関する緻密な研究成果と生体内の金属元素の働きに関する将来の研究展開について講演がありました。

 総会では、会計報告や年会費の納入状況に関する報告、会誌「洛朋」の発刊報告が行われました。その後懇親会が開催され、本年の講演会および総会は盛会のうちに閉会となりました。

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小松エグゼクティブフェローの講演の様子
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若宮教授の講演の様子
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城特任教授の講演の様子
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