京都大学ここのえ会主催 第2回講演会が開催されました

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 「京都大学ここのえ会」(ここのえ会)は、本学出身の女性が学部や研究科の枠を超えて交流しながら、本学の男女共同参画推進事業や女子学生、女性研究者等への緩やかな支援を行う同窓会として2021年11月に設立されました。

 2024年1月27日に、京都にて、同会の主催による第2回講演会が開催されました。本講演会はここのえ会を広く知ってもらうイベントとして、男女共同参画に興味のある本学関係者であれば男女を問わず受け付け、現地参加者42名、オンライン参加者37名が参加しました。

 冒頭、浅山理恵 ここのえ会長(SMBCオペレーションサービス株式会社副社長)から挨拶があり、ここのえ会の説明や、登壇者や来場者への謝辞が述べられました。

 その後、仲井嘉浩 積水ハウス株式会社代表取締役社長執行役員 兼 CEOから「積水ハウスのダイバーシティ&インクルージョンについて」と題した講演が行われました。講演では、積水ハウスにおけるこれまでのキャリア支援や女性職員の活躍推進に向けた取組み、男性育休制度を通した社会意識の変革の必要性など、男女共同参画の先端を走る積水ハウスの現状や展望が紹介されました。

 続いて行われたパネルディスカッションでは、仲井社長に加え、パネリストとして飯島奈絵 堂島法律事務所パートナー弁護士および加藤博章 薬学研究科教授を迎え、ここのえ会副会長である野崎治子 理事がモデレーターを務めました。冒頭には飯島弁護士から弁護士会の男女共同参画の実情、加藤教授から薬学研究科の男女共同参画の実情が紹介され、その後は会場から質問が寄せられ、それぞれのパネリストの立場から回答が述べられました。

 講演会後は、学童保育所京都大学キッズコミュニティ(KuSuKu)の見学および懇親会が実施されました。見学では、同所が提供しているプログラムの紹介や児童が実際にどのように過ごしているかを見ることができ、懇親会では、会員・非会員問わず盛んに交流がなされ、ここのえ会やこれからの本学の男女共同参画に向けた期待を語り合いました。

 参加者からは、「女性活躍推進事例について有意義な情報を得て、感謝いたします」といった声や、今後も同種企画を望む声などが寄せられました。

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挨拶する浅山会長(講演会)
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講演する仲井社長(講演会)
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パネルディスカッション(講演会)
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全体の様子(懇親会)
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集合写真