京都大学農学部創立100周年記念式典・記念祝賀会を開催しました

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 農学部では、農学部創立100年の節目を迎えたことを記念して、2023年11月11日に、農学部創立100周年記念式典および記念祝賀会を京都ブライトンホテルにて挙行しました。

 記念式典では、澤山茂樹 農学研究科長の式辞の後、湊長博 総長の挨拶に続き、西條正明 文部科学省大臣官房審議官、安岡澄人 農林水産省消費・安全局長、西脇隆俊 京都府知事(鈴木貴典副知事代読)、門川大作 京都市長(岡田憲和副市長代読)より祝辞がありました。最後に、京都大学交響楽団による木管五重奏の演奏があり、厳かで優雅な中で記念式典を執り行いました。

 続いて、「2050年に向けた「生命・食料・環境」の重要課題」をテーマにパネルディスカッションを行いました。各界で活躍する卒業生のうち若手の事業家、研究者として、高橋祥子 株式会社ジーンクエスト取締役ファウンダー、辻本泰弘 国際農林水産業研究センタープロジェクトリーダー、安藤温子 国立環境研究所主任研究員、西辻一真 株式会社マイファーム代表取締役の4名をパネリストに迎え、北島薫 農学研究科副研究科長をモデレーターとして、農学という学問分野が日本や世界の人々と環境の未来にどのような貢献をすることができるのか、するべきかについて、活発な意見交換を行いました。

 引き続き行われた記念祝賀会では、農学部の学生が伏見の招德酒造と共同開発した有機純米酒「京大農(の)酒 樟玉(カンフォーラ)」の鏡開きの後、元農学研究科長の丸山利輔 名誉教授による乾杯の発声により始まりました。しばらくの歓談の後、前農学研究科長の村上章 総合生存学館長のスピーチがあり、さらなる躍進に向けて農学部・農学研究科への熱い声援と期待が寄せられました。後半には、附属農場および附属牧場で生産され、農学部が自信をもつ農産品・畜産品を賞品としたお楽しみ抽選会が行われ、会場は大いに盛り上がりました。

 終始和やかな雰囲気のなか、同会は盛会のうちに幕を閉じました。

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記念式典
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パネルディスカッション
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鏡開き