宇治キャンパスで2022年度安全衛生講習会を開催しました

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 宇治キャンパスでは年間安全衛生管理計画に基づき、年1回、教職員や大学院生等を対象に宇治事業場安全衛生講習会を開催しています。今年度は2022年11月17日に、宇治事業場衛生委員会と宇治キャンパス環境安全保健センターの共催により、オンライン形式で開催しました。

 はじめに、宇治事業場総括安全衛生管理者である青山卓史 化学研究所長より開会の挨拶があり、続いて、忽那賢志 大阪大学教授(医学系研究科感染制御学分野)を講師に迎え、「ポストコロナ時代の感染対策について」をテーマに講演を行いました。 講演では、過去に人類が経験したパンデミックから現在のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)までの解説とともに、「感染」が成立するのがどのような状態で、感染予防に何が必要とされるのか等について、基本的な考え方について幅広い説明がありました。特に、COVID-19によって広く知られることになった飛沫感染や接触感染については、エビデンスとともに考えられる感染ルートが示され、マスク着用の効果や今後求められる感染症予防対策についての話がありました。

 今回の講習会は、COVID-19の世界的流行の収束が見えない中での開催となりましたが、講演後には活発な質疑応答が行われ、今後の感染予防・感染対策に資するものとなりました。

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忽那教授
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青山所長(宇治事業場総括安全衛生管理者)