令和4年11月22日付告示第8号

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告示第8号

 熊野寮自治会は、数年来、熊野寮祭の一環として、百周年時計台記念館(以下「時計台記念館」という。)に梯子をかけて屋上に登るという危険な企画を実施してきた。この企画に対し本学は、熊野寮自治会に対して、危険な企画を実施しないよう通告するとともに、本学学生に対しては、告示を発出して同企画には関わらないよう注意を促してきた。
 しかしながら、昨年は、サングラス、ヘルメット、フェイスマスクなどによって顔を完全に隠し着衣も一様に揃えた多数の者が、時計台記念館に梯子をかけようと巨大な複数の梯子を持って、職員の制止を振り切って正門から構内になだれ込み、さらにはクスノキ前付近まで突進する行為にまで及んだ。
 京都大学は、学生の自主的な活動に介入するものではない。しかし、壁面にかけた梯子で時計台記念館を昇り降りすることは、一歩間違えば生命・身体に関わる大きな事故につながる極めて危険な行為かつ建造物侵入として刑法に抵触する行為である。また、巨大な梯子を持って構内を突進する行為それ自体が大きな事故につながりかねない極めて危険な行為であり、いずれも到底看過することができない。
 京都大学は今後、このような企画を主導して実施した団体・個人のみならず、同企画に参加した者に対して学内処分を行うほか、時計台記念館をはじめ本学が管理している建造物に梯子をかけて登ろうとする者については確認次第直ちに警察に通報するなどの法的措置を含め、厳正に対処する。
 なお、昨年の同企画には、本学ウェブサイトにおいて、「吉田南1号館の封鎖について(2015年10月28日)」として掲載している吉田南1号館の封鎖に関わった、中核派系全学連(全日本学生自治会総連合)関係者が関与していた。
 本学学生には、梯子での昇り降りを扇動・助長することを含めて、このような極めて危険で刑法に抵触する行為につながる企画には一切関わることのないよう、強く注意を促すものである。
 特に、これから感染症が流行しやすい季節を迎えるところであり、新型コロナウイルス感染症の感染の再拡大を防ぐため、多数の人間が集まる状況は回避すべきであり、学生諸君には賢明な判断を求める。


                      令和4年11月22日
                         京都大学