日本学術会議近畿地区会議 学術講演会「総合知をはぐくむ学び」を開催しました

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 本学、日本学術会議近畿地区会議および同総合工学委員会は、地域社会の学術の振興に寄与することを目的として、日本学術会議近畿地区会議学術講演会「総合知をはぐくむ学び」を2022年9月19日に、百周年時計台記念館 百周年記念ホール(オンライン併用)にて開催しました。

 冒頭に、菱田公一 日本学術会議副会長(明治大学研究・知財戦略機構特任教授) および時任宣博 理事・副学長の挨拶のあと、小山田耕二 日本学術会議近畿地区会議代表幹事(学術情報メディアセンター教授) より本講演会の趣旨説明が行われました。

 続いて、西泰子 学校法人須磨学園理事長より「現場での取組― 高大接続における総合知」、松下佳代 高等教育研究開発推進センター教授(現 教育学研究科教授)より「総合知に向けた大学での学びのデザイン―専門知・集合知・総合知」、および武井涼子 グロービス経営大学院教授・声楽家より「デザイン思考・アート思考の活用」と題した招待講演が行われました。その後、黒岩友樹 株式会社ベネッセコーポレーション 大学・社会人カンパニー 社会人教育事業部 事業企画推進課 大学事業責任者より「総合知をはぐくむ総合知教育基盤」、および武田秀太郎 九州大学都市研究センター准教授より「スタートアップにおける取組―イノベーションと総合知」について話題提供がありました。

 講演後には、パネリストとして西和彦 学校法人須磨学園学園長が加わり、小山田教授の進行によるパネル討論が行われました。また、参加者からも多数の質問が寄せられ、活発な質疑応答が繰り広げられました。

 パネル討論後には、ウェルビーイング体感ユニット「ことばとおとのかたち」より朗読音楽劇場が行われました。

 最後に、髙山佳奈子 法学研究科教授より閉会挨拶があり、盛況のうちに終了しました。 本講演会には約340名(うち、オンライン約300名)の参加があり、終了後のアンケートでは「総合知の考え方や実践について様々な立場の方のご意見をお伺いすることができ、大変興味深い講演会だった。」、「統合知について、総合的・多面的な考察がされていて有意義だった。今後もこのような講演会に参加したい。」などの感想が寄せられました。

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開会挨拶(菱田副会長)
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開会挨拶(時任理事・副学長)
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趣旨説明(小山田教授)
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パネル討論の様子1
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パネル討論の様子2
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パネル討論の様子3