オンライン短期交流プログラム「霊長類学・ワイルドライフサイエンス短期インターンプログラム」を実施しました

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 霊長類研究所と野生動物研究センターでは、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業の一環として「霊長類学・ワイルドライフサイエンス短期インターンプログラム」を、2022年3月1日~9日にオンラインで実施しました。シンガポール、インド、アメリカ、ドイツ、オランダ、オーストラリア、マレーシア、チリ、中国の大学より、外国人学部生および修士課程院生10名を短期交流学生として受け入れました。

 プログラムでは、京都嵐山や屋久島にある野生霊長類の調査地や実験室での様子など、研究の現場を動画やバーチャルツアーを通して体験することで、最先端の「霊長類学・ワイルドライフサイエンス」研究を紹介しました。

 他にも霊長類研究所 国際共同先端研究センター(国際センター)が主催する「CICASP Seminar in Science Communication」にも参加し、幅広い分野の研究者による研究紹介、「霊長類学・ワイルドライフサイエンス」に関連するトピックを扱った学生間のディベートやそれらを聴衆に伝えるサイエンスコミュニケーションのトレーニングなどを本学の学生とともに体験しました。

 最終日には「The 17th International Symposium on Primatology and Wildlife Science」の国際シンポジウムにも参加し、発表も行いました。さらに、京都および犬山の文化イベントや歴史建造物等のバーチャルツアーを行い、日本文化の紹介、京都や霊長類研究所の所在地である愛知県犬山市での生活をオンラインで体験しました。

 参加学生からは、研究の現場や実際に行われている研究を知るだけでなく、自分と同様の分野に興味がある他の学生とも交流でき、自分の将来を考える上でとても有意義なプログラムだった、などの感想が寄せられました。

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プログラム初日の様子
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オリエンテーションの様子
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Michael Huffman 霊長類研究所准教授(現 野生動物研究センター准教授)による講義1
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Huffman准教授による講義2

関連リンク 

ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業