「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」に関する覚書を締結しました

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 京都大学(湊長博 総長)と公益財団法人稲盛財団(金澤しのぶ 理事長)は、2022年3月17日、2022年から次の4年間に開催する「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」に関する覚書を締結しました。

 締結式では、稲垣恭子 理事・副学長の進行のもと、まず、同シンポジウムの背景および経緯について説明があり、2014年~2017年の第1期、2018年~2021年の第2期において、研究者、大学生、高校生を含め幅広い年代、職業の方が社会的関心の高い分野の最先端の研究に触れる機会として開催してきたことを振り返りました。続いて湊総長より、2022年から新たにスタートする同シンポジウムは「京都賞の対象分野を専門とする京都大学の研究者を中心として、京都賞と京都大学の研究が広く知れ渡ることを願って開催する」という方向性が発表されました。湊総長、金澤理事長による覚書への署名後、金澤理事長が挨拶を行い、本学と稲盛財団が協力して素晴らしいシンポジウムを実現し、京都賞の認知拡大とともに、大学で培ってきた教育研究の成果を広く一般の人々と共有する場となることへの期待を述べました。

 その後、第3期のシンポジウムの企画を担う関係者も交えて、高校生を含め一般の人々にも分かりやすい講演、シンポジウムを開催することの重要性、研究者としての発表の工夫について意見交換を行いました。

 第3期の1回目となるシンポジウムは、2023年2月頃の開催を予定しています。

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左から、調印した覚書を披露する湊総長と金澤理事長
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覚書締結式に参加した京都大学と稲盛財団の関係者