第17回京都大学附置研究所・センターシンポジウム/京都大学松山講演会を開催しました

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 附置研究所と研究センターにより構成される研究連携基盤は、第17回京都大学附置研究所・センターシンポジウム/京都大学松山講演会「京都からの挑戦―地球社会の調和ある共存に向けて」を、2022年3月5日に愛媛県松山市(松山市民会館)において開催しました。

 本シンポジウムは、基礎研究において独自の研究業績を持つ本学の19の研究所・センターが、それらの成果を社会に還元することを目的として、2006年から毎年1回各主要都市で開催しているものです。

 今回のシンポジウムは、コロナ禍により団体での参加が困難な高校生などに配慮し、会場での参加に加えて初めてオンライン配信を実施し、双方で362名の参加がありました。うち、中高校関係では愛媛県内をはじめとして23校65名が参加しました。昨年同様、感染症防止のため収容率の50%以内を定員とし、会場参加者には事前に問診票を送付して体調を確認するなど万全を期して実施しました。

 第17回となる今回は、「パラダイムシフト -新しい世界を創る京大」をサブテーマとして開催しました。まず、時任宣博 理事・副学長が開会の挨拶を行い、その後、宮内雄平 エネルギー理工学研究所教授、小坂田ゆかり 防災研究所助教、牧野和久 数理解析研究所教授、緒方広明 学術情報メディアセンター教授、舘野隆之輔 フィールド科学教育研究センター教授、内田由紀子 こころの未来研究センター教授、清水延彦 経済研究所特定准教授による7つの講演が行われ、それぞれの研究成果をわかりやすく発表しました。また、講演終了後には、寄せられた質問に対して講演者が答え、より理解が深められました。

 続くパネルディスカッションでは、渡辺隆司 研究連携基盤長(生存圏研究所教授)の司会により、湊長博 総長、時任理事・副学長と7名の講演者が、「学問がリードするパラダイムシフトとは?」について意見交換を行いました。

 最後に湊総長が総括および閉会の挨拶を行い、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。 

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パネルディスカッション
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湊総長による総括および閉会の挨拶