世界展開力強化事業「第1回アフリカ実務組織・大学交流会」を開催しました

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 京都大学と東京外国語大学は、2022年1月17日、「第1回アフリカ実務組織・大学交流会」をオンラインで開催しました。

 本交流会は、両大学が文部科学省の支援の下で実施する「世界展開力強化事業 -アフリカ諸国との大学間交流形成支援-」の一環として開催したもので、25の企業、国際機関、政府機関、非政府団体および13大学から計89名が参加しました。

 本交流会には、アフリカの第一線で事業を展開するサラヤ株式会社、豊田通商株式会社、国際協力機構(JICA)、またアフリカの大学と研究・教育交流を行ってきた国内の大学が参加し、それぞれの事業を紹介しながら、学術や実務に貢献する高度専門人材について意見を交換しました。さらに、日本とアフリカの双方に留学し、現在、日本の商社や製薬企業で活躍する者が、留学経験がその後のキャリアにどう生かされたかについて発表しました。

 開催の挨拶に登壇した平島崇男 理事・副学長は、本来ならば対面で親睦を深めることが本交流会の趣旨であったが、オンラインだからこそ多様かつ豊富な経験を持つ方々が一堂に会すことができたと、その意義を強調しました。また、加藤 隆一 JICA上級審議役も、本交流会を機に、産官学間で情報交換を行える持続的なプラットフォームが構築されることを望む、と期待を述べました。

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集合写真