博士後期課程への進学者の選抜における教員の不適切な行為について

公開日

 平成30年度に実施された京都大学大学院工学研究科博士後期課程への進学者の選抜において、本学教員による不適切な行為があった旨の通報が文部科学省の窓口にあり、本学において調査を行いました。

 調査の結果、当該教員は、本選抜の出願時に行われた「事前コンタクト※」において、進学後に当該教員の研究指導を受けることを希望する出願者に対し、自らが作成した問題の内容を示唆する発言を行ったことを確認しました。

専門性の高い大学院博士後期課程への進学者の選抜においては、進学後の学生と指導教員の研究分野のミスマッチ等を防ぐため、受験希望者は出願するにあたり、研究指導を受けることを希望する指導予定教員に連絡することを学生募集要項において指示しています。

 本事案の詳細及び再発防止策について、別紙のとおり、ご報告いたします。

 このような事態が発生したことについて深くお詫び申し上げますとともに、今後、このようなことが二度と起こらないよう再発防止に努めてまいります。

<別紙>
事案の詳細について