京都大学とGoogle Cloudは、医学研究科および医学部附属病院等のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協定を締結しました。(2021年1月15日)

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 本学とGoogle Cloudは、医学研究科および医学部附属病院等のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協定を締結しました。

 この戦略的な協定は、同研究科の医学研究と同院における医療サービスを、Google Cloudが提供するサービスを活用してさらに発展させることを目指しています。本学が誇る優れた医学・医療の知見とGoogle Cloudのスマートなデータ分析ソリューションやAIの融合によって産み出されるであろう新たなサービスを世界に提供することを通じて、医学・医療分野のデジタルトランスフォーメーションを推進し、地域・日本・アジア・世界の医療の向上に貢献することを目指します。

 一例として、同研究科および同院では、医療データや医療画像データをGoogle Cloudの提供するサービスを活用して効率的に分析できるようにするデータレイクをGoogle Cloud Platform(GCP)上に構築中です。柔軟な拡張性を持ち、費用対効果も高いBig Query等を採用することで、より柔軟なデータ抽出・分析を実現し、診断、治療、疾病予防のみならず、臨床研究での活用を予定しています。

岩井一宏 医学究研科長のコメント

Google Cloudの強力な支援は、京都大学医学研究科の活動を更に前に進める大きな力になると考えます。京都大学医学研究科の医学研究や、京都大学医学部附属病院の医療サービスを、デジタル技術を活用して飛躍的に推進し、新型コロナウイルス感染症の拡大で喫緊の課題となっている医療のデジタルトランスフォーメーションを、強力に推進して参ります。

平手智行 グーグル・クラウド・ジャパン合同会社代表のコメント

京都大学医学研究科および医学部附属病院におけるデジタルトランスフォーメーションの中核となる技術を、Google Cloudが担い、支援を提供できることは大変な栄誉です。Google Cloudが得意とするデータ分析ソリューションやAI技術が日本の患者様によりよい医療を提供する一助となることを期待しています。