平成29年度京都大学体験型海外渡航支援制度 －鼎会プログラム「おもろチャレンジ」－の募集について

本学では、以下のとおり平成29年度京都大学体験型海外渡航支援制度 －鼎会プログラム「おもろチャレンジ」－に参加する学生を募集します。

1．趣旨・目的

「おもろチャレンジ」は、WINDOW構想に掲げられた「野生的で賢い学生を育てたい」、「異文化を理解し国際的に活躍できるグローバル人材を育成したい」という総長の想いを実現するための新しい体験型海外渡航支援制度です。既製の留学ではなく、学生諸君の主体的に海外で学んでみようという意欲を後押しすることを目的として、本学卒業生財界トップによる総長支援団体である「鼎会（かなえかい）」の全面的な支援によって創設されました。

2．奨学金

1件30万円（日本学生支援機構奨学金（海外奨学金を除く）との併給は可）

※ 原則として、渡航前に支給します。報告書の提出が無い場合は、返還を求めます。
※ 海外派遣誓約書に記載した内容に反していることが判明した場合、返還を求めることがあります。

3．採用件数

30件程度

4．応募資格および条件

1. 本学の学部・大学院における正規学生（休学者を除く）であること。
   （ただし、募集年度において、京都大学通則第33条に規定する懲戒を受けている学生は、申請者にはなれません。）
2. 概ね3週間以上の海外での活動であること。
   （ただし、海外での活動であっても、単なる観光旅行のような活動ではなく、フィールドワーク、資料収集、海外調査など、目的が明確である必要があります。）
3. 海外で活動できる健康状態であること。
4. 治療救援者費用無制限の保険に加入し、保険証書の写しを提出できること。
5. 海外での活動はあくまでも自己責任であるため、海外滞在リスクを十分認識し、自らを律すること。
6. 個人およびグループでの応募は可能。グループでの応募の場合は、代表者が申請を行うこと。
7. 2017年7月16日から2018年2月28日までに渡航を開始すること。
8. 採択後は、本人および親族で作成する海外派遣誓約書を提出すること。
9. 渡航期間終了後、報告書を帰国後2週間以内に提出すること。また、支援団体である鼎会が学内外での報告会を開催する際、協力要請があった者は報告書に基づいた発表を実施すること。
   （本学での報告会の日程は、2018年3月を予定）
10. 海外渡航安全説明会へ参加をすること。
    （受講しない場合は渡航を認めません。）

5．審査方法

志望動機書による書類審査
※ 内容によっては、ヒアリングを実施する場合もあります。

6．審査基準

• 自ら計画した渡航の目的が明確であり、「挑戦する気持ち」、「渡航経験をその後にどう活かすのか」が明瞭に述べられ、渡航への意気込みがあること。
• 渡航に対するリスク管理が確実にできていること。
• 奨学金の使用用途について、計画を持っていること。

7．応募申し込み

（1）応募方法

オンライン申請にて志望動機書をアップロードし、参加申込書を国際教育交流課へ提出してください。
（手順の詳細・書式等はKULASISに掲載します。）

（2）スケジュール

※ 7月27日（木曜日）以前に渡航を計画している者は奨学金の支払いが渡航中もしくは渡航後になる場合があります。

8．採択された場合の注意事項

1. 採択された内容の変更は原則として認められません。特に渡航地の変更は不可。
2. 必要に応じて会計報告を求める場合があります。そのため、奨学金の使途については、説明責任が果たせるよう、領収書等の証拠書類は保存しておくこと。
   ※ 飛行機や移動に使った交通機関のチケットまたは領収書、ホテルの領収書は必ず保存しておくこと。
3. 以下の場合、奨学金の一部または全額の返還を求める場合があります。
   • 報告書を期限内に提出しない場合
   • 終了後に提出する報告書等において、活動実態に疑義が生じた場合
   • 会計報告の求めに応じない場合や不適切な使用の事例が判明した場合
   • 募集要項に記載する事項に違反するなど不適切な事実が判明した場合

10．説明会

問い合わせ先

国際教育交流課交流支援掛
Tel： 075-753-2561