食料・生命・環境の未来のための短期学生交流プログラム「変容する東南アジア -環境・生業・社会」を実施しました。(2017年1月16日~26日)

公開日

農学研究科では、ウインタースクール「2017年環境イノベータ創出京都研修プログラム」を行い、インドネシアのボゴール農業大学(IPB)から、学生15名を短期交流学生として受け入れました。この短期交流プログラムは「ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム」のもとに実施されました。

参加学生は、縄田栄治 農学研究科教授、近藤直 同教授、秋津元輝 同教授による農学特別講義を受講し、それぞれ農学部で行なわれている最新の研究テーマについて知識を深めた他、湯川志貴子 国際高等教育院附属日本語・日本文化教育センター准教授から、日本の文化に関する特別講義を受け、伝統的な日本文化や食文化と農業との関わりについて考えました。

また、琵琶湖博物館では琵琶湖の生態系を、北山杉の生産現場では日本の森林と林業について、京都市近郊の生産農家では現代日本の有機農業について、京都府生物資源研究センターでは最新の生物資源改良の技術と成果を学びました。他にも、本学の農学研究科附属農場(木津農場)や生存圏研究所(宇治キャンパス)では、研究室訪問を行いました。

最終日にはプログラムを通じて学んだことを基に、日本とインドネシアの農業と食料に関わる課題の比較等、各自でテーマを設定し、グループに分かれて成果発表を行いました。

合同開講式にて

北山杉の里総合センターで北山の林業を学ぶ

農学研究科附属農場の見学

成果発表会

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