タイ王国で学生の短期研修を実施しました。(2016年11月11日~18日)

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タイ王国で学生の短期研修を実施しました。参加者は、地球環境学舎5名、工学研究科環境工学専攻5名、マレーシア・マラヤ大学5名、タイ王国・マヒドン大学5名およびAsian Institute of Technology4名の計24名(日本、マレーシア、タイ王国含む9カ国の学生)でした。

それぞれ異なる分野を専門とする学生たちがタイ王国の文化、環境関連の問題点を共有し、自国との相違点や自らの研究の観点から意見を交わし、相互理解を深めました。初日には、藤井 滋穂 地球環境学堂教授による開会の挨拶があり、その後、参加者は5つのグループに分かれ、各自の研究をA3サイズのポスターを使い、研究発表と討議を行いました。研修期間中に開催されたInternational Symposium on Global Environmental Studies Education and Research in Asiaにも出席し、ポスタープレゼンテーションで、シンポジウム参加者に研究の内容を伝えることができました。

11月16日にはLarn島で、下水処理施設等環境関連施設の視察を行い、実務の現場を学ぶことができました。最終日には、研修中に見つけた環境関連問題について、それを解決するための科学技術ならびに大学の役割について、各グループがプレゼンテーションを行い、マヒドン大学教員から賞賛のコメントが出るほどの内容であり、準備のためのグループ内での情報共有と議論が白熱したものであったことが伺えました。

今回の参加者の中には、マヒドン大学からの2015年度および2016年度の地球環境学舎特別聴講学生がおり、旧交を温める機会ともなり、また研修中から参加者がSNSでグループを作り、交流をしています。今回の研修が参加者間、大学間の交流の発展につながることが期待されます。

ポスターを使った研究内容の共有

食文化体験と交流

シンポジウムでのポスター発表

参加者間の交流

環境関連施設の視察

グループによる成果発表