「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ18 生命・いのち-誕生から死まで- 第3回を開催しました。(2015年7月23日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ18 生命・いのち-誕生から死まで- 第3回を東京オフィスで開催しました。

「生命・いのち」をテーマにしたシリーズ18の第3回は、「「生老病死」に活きる日本人の経験智」と題し、カール・ベッカー こころの未来研究センター教授が講演を行いました。

ベッカー教授は、日本人が持つ他者を意識する価値観や、家で近親者を看取ることで身近にあった老いや死、そして初七日や四十九日等の法事が死を受けいれる「智恵」であったことについて話しました。また、そのように日本人がすでに得てきた「生老病死」に対する「智恵」の存在を再確認し、それをどう活かして生きるかについて、ときにユーモアを交えて語りました。講演後には、来場者と幅広い質疑応答が行われました。

会場の様子

講演するベッカー教授