「ジュニアキャンパス2014」を開催しました。(2014年9月20日・21日)

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中学生に学問の最先端に触れてもらうことを目的として「ジュニアキャンパス2014」を京都市教育委員会との共催により開催しました。

今年で10回目を迎えるジュニアキャンパスは毎年好評で、今年度は中学生約370名・保護者等約120名の参加者で賑わいました。

初日の午前中は、開講式およびオリエンテーションを実施後、「植物は何を食べているのか? -動物の栄養、植物の栄養-」と題して 間藤 徹 農学研究科教授の特別講義を実施しました。実際に稲の根の観察を交えながら、植物が何を栄養として大きく成長するのかについての講義があり、終了後には、参加した中学生や保護者から熱心な質問が出ました。

初日の午後と2日目は、各キャンパスの研究施設や講義室等において実験、実習、観察など体験型のゼミや、テキストをもとに議論するゼミなど32講座を開講しました。大学院生等が中心となって企画・運営する若手研究者特別ゼミは、「英国の社会と文学」や「イルカ類の骨格をもとに考える古生物学」といったテー マで実施し盛り上がりました。昼休みには「大学院生等によるポスターセッション」を実施し、普段、大学でどのような研究を行っているかを中学生に分かりやすく説明するコーナーを設け、多くの中学生で賑わいました。また、総合博物館・附属図書館も開放し、2日間を通じて京都大学のさまざまな研究に触れる機会を参加者に提供しました。


開講式挨拶(淡路敏之 理事・副学長)


特別講義「植物は何を食べているのか? -動物の栄養、植物の栄養-」


ゼミ「測地学 重力を測って地球を探る」


ゼミ「果物や野菜の蛍光反応の不思議」


ゼミ「環境を測る技術と衛る技術 環境工学の基礎」


ゼミ「留学生と一緒に世界の環境問題を考えよう」


大学院生等によるポスターセッション(1)


大学院生等によるポスターセッション(2)