アセアン学生のための多文化共学短期受入れ留学プログラム2018を開催しました。(2018年7月30日~8月10日)

ターゲット
公開日

アジア研究教育ユニットは、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業の一環である「アセアン学生のための多文化共学短期受入れ留学プログラム2018」(通称「京都サマープログラム2018」)を、文学研究科・文学部、国際高等教育院と連携し実施しました。

プログラムには、短期交流学生19名と共同学習・サポートを行う本学の学生(8学部、2研究科より)18名が参加しました。短期交流学生として、ASEAN諸国トップクラスの大学である、ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学および外国語大学(ベトナム)から5名、チュラーロンコーン大学(タイ)から6名、インドネシア大学(インドネシア)から5名、シンガポール国立大学(シンガポール)から3名が参加しました。

プログラムの主なテーマは「日本語・日本文化」および「学際的・国際的共学」です。このテーマのもと、総勢37名の日本・ASEANの学生達が日本語学・人文学等の講義を受講し、3レベルに分かれた日本語学習、学外文化学習、共同発表および討論を行いました。学外文化学習では京都市長を表敬訪問し、同市担当者による日本の選挙制度に関する講義を受講しました。また、琵琶湖畔にある滋賀県立大学では講義の受講や見学を行いました。他にも、日本企業の先端技術と経営を知るため株式会社ナベルへの訪問を行いました。

プログラム終了後のフィードバックでは、参加学生およびASEAN諸大学の担当教員からこのプログラムの教育内容が高く評価されました。また、京都大学が主催してきたASEAN諸国への短期学生派遣との相乗効果により、本学とASEAN諸大学間の双方向型国際交流がより一層深化したことが伺えました。

パリハワダナ ルチラ 国際高等教育院教授による人文学講義

日本文化講座(書道)

ASEAN短期交流学生と本学学生の共同発表

修了式後の集合写真

関連リンク