開催日
2025年11月09日 日曜日
時間
13時00分~18時00分(12時30分受付開始)
開催地
要申し込み
要申し込み
公開日
※ 定員に達したため、申し込みを締め切りました。(2025年10月31日)
漫才、落語、漫画、大衆文学など大衆文化の奥底から、あるいは、人びとの毎日の暮らし、そしてヴェトナム戦争時の米国をはじめとした強大な力とのあいだのすさまじい緊張のなかで、匂いをもった「人間」を論じつづけ、そんな人間たちと共同で雑誌「思想の科学」を築いてきた哲学者である鶴見俊輔の試み。そんな鶴見の試みを、さらに世の中へと開いて、現在を生きる困難に学びほぐしていけば、「スマート化」し「商品化」するアカデミズムだけではなく、世界戦時下の政治の、知からの退行を乗り越えるヒントが得られるのではないでしょうか。
鶴見俊輔文庫の設立を念頭に、可能性としての鶴見の哲学を、さまざまな角度から論じます。
基本情報
開催地
- 吉田キャンパス
総合研究4号館1階 共通1講義室
本部・西部構内マップ[38]
対象
- 在学生の方
- 一般・地域の方
- 企業・研究者の方
どなたでも参加いただけます。
定員
100名(先着順)
参加費
無料
イベント内容
プログラム
| 13時00分~13時10分 | 開会挨拶 |
| 13時10分~13時50分 | 基調講演 黒川 創(作家)「ノートに何を記したか」 |
| 13時50分~14時20分 | 講演(1) 鶴見太郎(早稲田大学文学学術院教授)「記憶と人物交流」 |
| 14時40分~15時10分 | 講演(2) 根津朝彦(立命館大学産業社会学部教授)「鶴見俊輔とジャーナリズム思想」 |
| 15時10分~15時40分 | 講演(3) 福家崇洋(京都大学人文科学研究所准教授)「転向論再考」 |
| 15時40分~16時10分 | 講演(4) 藤原辰史(京都大学人文科学研究所教授)「鶴見俊輔文庫の理念」 |
| 16時30分~16時50分 | コメント |
| 16時50分~17時55分 | ディスカッション |
| 17時55分~18時00分 | 閉会挨拶 |
申し込み
申し込み方法
※ 定員に達したため、申し込みを締め切りました。
備考
人文科学研究所では、現在、クラウドファンディングに挑戦しています。(2025年11月27日まで)。
暮らしに息づく哲学を後世へ ―鶴見俊輔・没後10年 資料継承プロジェクト― | academist (アカデミスト)
お問い合わせ
京都大学人文科学研究所総務掛
E-mail:z-academy*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
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