第141回 京都大学丸の内セミナー「巨大電波望遠鏡で見上げる星空 ~太陽系の昔の姿とは?~」

第141回 京都大学丸の内セミナー「巨大電波望遠鏡で見上げる星空 ~太陽系の昔の姿とは?~」
開催日
2024年08月02日 金曜日
時間

18時00分~19時30分(受付は17時30分から)

要申し込み
要申し込み
公開日

 本学には現在18の附置研究所と研究センターがあります。2015年4月に、これらの相互連携の強化と、学部・研究科も含む全学的な研究活動の促進を通じた異分野融合による新学術分野の創成をめざして「京都大学研究連携基盤」を設置しました。

 研究連携基盤が実施する丸の内セミナーは、各研究所・センターで行っている最新研究に関する成果の発信、時宜を得た話題についての専門家による解説などを中心に、首都圏在住の社会人を対象とした「大人のための高度な教養講座」と位置づけています。本学は産官学連携も重視しており、企業にお勤めの皆様のご参加を念頭に置いて平日の夕刻から実施しています。本セミナーの企画については、上記のような観点から「専門性、先端性の高い問題、タイムリーな話題」の提供を心掛けていますが、どなたでも参加いただくことができ、大学生・高校生の参加も歓迎します。

 皆さまのご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 東京オフィス・京都アカデミアフォーラム
  • オンライン

京都大学東京オフィス(新丸の内ビルディング10階)、またはオンライン配信(Zoomウェビナー)
アクセスマップ

対象
  • 一般・地域の方
  • 企業・研究者の方

どなたでも参加いただけます。

定員

現地(京都大学東京オフィス):50名
オンライン配信(Zoomウェビナー):500名

参加費

無料

イベント内容

講師

大屋 瑶子 (基礎物理学研究所・講師)

講演内容

講演タイトル

巨大電波望遠鏡で見上げる星空 ~太陽系の昔の姿とは?~

講演概要

 私たちが住む地球は、太陽の周りを回っている惑星です。太陽系には、地球の他にも火星や木星などの惑星があります。近年、太陽以外の恒星にも、このような惑星系を持つものが見つかってきました。
 惑星系はどのようにして誕生したのでしょうか?これは、宇宙物理学・天文学が挑戦してきた長年の謎の一つです。太陽系は、今から約46億年も前に形作られたと考えられています。その誕生の瞬間を見るために、46億年前に遡ることは、残念ながら困難です。そこで研究者たちは考えましたーー「他所の星が生まれる様子を見れば、太陽が生まれた時のことを考えるヒントが掴めるのではないか?」。幸い、宇宙には星の数ほど星があるので、今まさに生まれたばかりの星 (原始星) も沢山あります。原始星はまだ光る力が弱く、人間が見ている可視光では見えませんが、代わりに「電波」と呼ばれる光の一種で光っています。電波にも「色」があり、原始星天体はそこにある物質 (水や酸素など) に応じた色で見えます。
 「生まれたての星はどのような姿をしているのか?」「宇宙空間から惑星へ、どのような物質がもたらされるのか?」「太陽系や地球の環境はどのようにして作られたのか?」ーーこの講演では、南米チリにある巨大な電波観測所ALMA (アルマ) などでの最新の観測成果を交えながら、これらの謎に挑みます。

詳細は、以下のページをご覧ください。
第141回京都大学丸の内セミナー | 京都大学研究連携基盤

申し込み

申し込み方法

以下のWebサイトよりお申し込みください。折り返し、受講承認通知メールをお送りします。
第141回京都大学丸の内セミナー | 京都大学研究連携基盤

やむを得ない事情により、中止あるいは延期する場合があります。その際は、本ページおよび研究連携基盤Webサイト等にてお知らせします。また、お申し込みいただいた方には、研究連携基盤基盤企画室からご連絡します。

申し込み締切日

定員に達し次第、締め切ります。

お問い合わせ

京都大学研究連携基盤基盤企画室
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53
Tel: 075-366-7113
E-mail: A50kiban*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)