Nanocellulose Symposium 2016/第310回 生存圏シンポジウムを開催します。
今回のシンポジウムでは、渡邉政嘉 経済産業省紙業服飾品課長から、日本のナノセルロース戦略について特別講演いただきます。続いて多くの方が関心を寄せているセルロースナノファイバー(CNF)材料の社会実装に向けた最近技術、取り組みを紹介します。その中で本学を集中研とするNEDO事業が、パルプのナノファイバー化と樹脂中への均一分散を同時達成する、実用的CNF複合材料製造プロセス「京都プロセス」について発表します。他にも、今回連携した近畿経済産業局 部素材産業-CNF研究会と、CNF原料観察や試作結果の発表を行います。別会場で同時開催するポスターおよび試作品展示では、約40機関がブース出展します。
基本情報
- その他の地域
(所在地: 京都市南区東九条下殿田町70番地 京都府民総合交流プラザ内)
- 企業・研究者の方
- 一般・地域の方
イベント内容
プログラム
12時20分~12時30分 | 開会挨拶 |
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12時30分~13時10分 | 1.特別講演 「日本のナノセルロース戦略」 渡邉政嘉(経済産業省紙業服飾品課) |
13時10分~14時30分 | 2.「高機能リグノセルロースナノファイバーの一貫製造プロセスと部材化技術開発」
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14時30分~16時00分 | ポスターおよび試作品展示 |
16時00分~17時00分 | 3.「工学との連携による農林水産物由来の物質を用いた高機能性素材等の開発」
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17時00分~18時00分 | 4.部素材産業 -CNF研究会「複数CNF原料の観察・シート化試作結果発表」
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18時00分 | 閉会挨拶 |
ポスターおよび試作品展示
展示時間帯
14時30分~16時00分
展示予定者(順不同)
第一工業製薬、大王製紙、中越パルプ工業、トクラス、ユニチカ、大阪ガス、凸版印刷、旭化成せんい、DIC、増幸産業、モリマシナリー、神栄化工、服部商店、三和化工、スターライト工業、岡山県、あいち産業科学技術総合センター、兵庫県立工業技術センター、滋賀県東北部工業技術センター、青森県産業技術センター、京都市産業技術研究所、産業技術総合研究所、森林総合研究所、東京家政大学家政学部、東京大学農学生命科学研究科、大阪大学産業科学研究所、鳥取大学工学部、徳島大学大学院・ソシオテクノサイエンス研究部、九州大学農学研究院、京都大学化学研究所、京都大学生存圏研究所、他
セルロースナノファイバー(ナノセルロース材料)について
詳細は、以下のWebサイトをご覧ください。
http://vm.rish.kyoto-u.ac.jp/W/LABM/cnf
申し込み
- 生存圏研究所 生物機能材料分野
http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/labm/ncsympo2016
備考
共催: 近畿経済産業局、地方独立行政法人京都市産業技術研究所(部素材産業-CNF研究会)
E-mail: symposium+cnf2016*rish.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)