総合生存学館は第2回国際シンポジウムを開催しました。(2014年2月19日)

総合生存学館は第2回国際シンポジウムを開催しました。(2014年2月19日)

 総合生存学館(思修館)は、文部科学省博士課程教育リーディングプログラム「京都大学大学院思修館」と共催し、第2回国際シンポジウム「次世代を担うリーダーへのメッセージ」を百周年時計台記念館で開催しました。

 シンポジウムは、櫻井繁樹 総合生存学館教授を司会として、淡路敏之 理事・副学長(教育担当)の開会挨拶で始まり、続いて板東久美子 文部科学審議官による来賓挨拶がありました。

 その後、ハーバード大学 ジョン・F・ケネディ行政大学院センター・フォー・パブリック・リーダーシップのバーバラ・ケラーマン教授により、「The End of Leadership」と題した基調講演が行われ、ケラーマン教授と学生達による活発な質疑応答が行われました。

 講演終了後には、ディミター・ヤルナゾフ 総合生存学館教授をファシリテーターとして、パネルディスカッションが行われました。パネリストとして、ジェマ・エイブラハム 経済協力開発機構人事アドバイザー、中根誠人 国際連合食料農業機関エコノミスト、西村勇哉 NPO法人ミラツク代表理事、カロリン・バートン 在日オーストラリア大使館参事官(資源・産業)が登壇し、これからのリーダーシップの在り方について活発な議論が交わされました。また、最後に、川井秀一 総合生存学館長による閉会の挨拶がありました。

 当日は、本学内外の学生や総合生存学館の学生・教員など、約180名が出席し、グローバルリーダーに求められる資質等について積極的な質疑応答が行われるなど、会場を埋め尽くす程の大盛況のうちに終了しました。

 また、翌20日には、シンポジウムの講演者・パネリストの参加を得て、総合生存学館学生を対象としたワークショップを実施しました。ワークショップでは、学生達が小グループに分かれて英語によるディスカッション・発表を行い、前日の議論をもとに、さらにリーダーシップの在り方について具体的な議論を進めました。


パネルディスカッションの様子

ケラーマン教授による講演

ワークショップの様子

ワークショップ後の集合写真