内定者向けキャンパスツアーを開催しました。(2014年2月8日)

内定者向けキャンパスツアーを開催しました。(2014年2月8日)

 職員内定者サポートチーム(NCS)は、内定者を対象とした交流会「桂キャンパスツアー」を開催し、施設や歴史を紹介しました。

 ツアーでは、NCSメンバーで工学研究科経理事務センターの姉川卓司掛員による施設の説明を受けながら、各クラスターを散策しました。

 Aクラスターでは、本学所蔵の国宝鈴鹿本「今昔物語集」から集字して作られた桂キャンパスロゴの紹介から始まり、共同研究など産官学連携を支援・推進するイノベーションプラザとローム記念館を見学しました。ベーカリーカフェ「リューヌ」では姉川掛員おすすめパンなどの話を聞き、「異なる分野の研究者が出会う」コンセプトで設計された弓形のプロムナードを通ってBクラスターに向かいました。

 Bクラスターでは、船井交流センター内に入り、トレーニングルームと体育館などを見学しました。向かいに建つ船井哲良記念講堂については、本学でも最大規模の講堂を始め、各種イベント・展示に対応するホールや大小の会議室を有することなどを紹介しました。福利・保健管理棟に立ち寄った際、内定者は学食テラス席の眺望や中庭の芸術作品に関心を寄せていました。

 Cクラスターに向かう前には、モニュメントと併設されている大型スクリーンに、内定者を歓迎するメッセージを映し出すサプライズがあり、内定者は驚きと喜びの声を上げていました。

 Cクラスターでは、事務室の見学と、NCSへの質問の時間を設けました。職場の雰囲気や昼休憩の過ごし方、研究者との関わり、英語の使用頻度などが話題に挙がり、職種の異なるNCSメンバーそれぞれの状況を説明しました。ツアー後はC1棟グローバルホール「人融」で懇親会を開き、約5時間にわたった桂キャンパス交流会を終えました。

 参加した内定者は「ただキャンパスを見るだけでなく、色々な説明やアドバイスを先輩職員の方からもらえたので、自分のこととして具体的なイメージが持てた」「内定者同士の交流を、仕事につながる形で深められたのが有り難かった」といった感想を述べていました。

 これに先立つ2013年12月6日には吉田キャンパスで「京大歴史ツアー」を開催し、西山伸大学文書館2教授による歴史紹介を受けながら、構内を内定者らと散策しました。

 ツアーを終えた内定者らは「京大の歴史を、歩いて体感できた」「西山教授や他の内定者、若手の先輩職員との貴重な交流機会となった」といった感想を述べました。


Aクラスター・桂キャンパスロゴ前

Bクラスター・学食テラス席

歴史展示室内

文学部陳列館前

用語解説および関連リンク

NCS

New Comers' Supportersの略。京都大学の若手職員で結成された職員内定者サポートチーム(NCS)。総務部人事課のもとで若手職員が公式的に働きかけ、(1)今後京都大学で働く者としての意識・意欲の向上、(2)職員・内定者間または内定者同士の積極的な交流促進、(3)内定者への具体的な京都大学像および職員像の提供、(4)大学で働くことに対しての疑問・不安の解消、等を目的として、内定者、内々定者の皆さまへ様々なサポートを行っています。若手職員だからこそ、内定者に対してより身近な立場からアドバイスができるような体制を整えています。
http://www.saiyou.adm.kyoto-u.ac.jp/recruit/ncs

歴史展示室

/ja/clocktower/about/intro/detail/exhibiti.htm