2013年度FDシンポジウムをホテルセントノーム京都で開催しました。このシンポジウムは、2013年度に実施した本学とASEAN連携大学による協働教育プログラムの実施結果を踏まえて、2014年度の実施に向けた課題・改善点等についてASEAN側および日本側の教員・学生双方の視点で協議・検証を行い、協働教育プログラムの改善・向上に役立てることを目的としたものです。
今回はJICA、大学評価・学位授与機構からも参加いただき、本学からは工学研究科、地球環境学堂、経営管理研究部・教育部、防災研究所等の教職員、ASEAN側からはアジア工科大学、チュラロンコン大学、カセサート大学、バンドン工科大学、マラヤ大学、ベトナム国家大学ハノイ校の6連携大学の教員合わせて45名が参加しました。
13時からはじまった第1部では、はじめに事業推進責任者の大津宏康 工学研究科教授が主催者挨拶を行った後、森純一 国際交流推進機構長から挨拶がありました。第2部では、2013年度協働教育科目のコーディネータを務めた各教員による講義報告に続き、2012年度・2013年度履修コース受講生を代表して学生3名が、履修に対する感想を発表しました。また、2013年度受講生対象のアンケート結果を報告しました。
その後15時10分からは、第3部として協働講義を担当した本学の若手教員2名が、Faculty Developmentの観点から協働講義を通して得た経験について報告しました。また、第4部ではバンドン工科大学からの2014年度実施計画、協働教育プログラムの概要説明に続き、事業推進責任者の大津教授をコーディネータとしてパネルディスカッションを行いました。本学とASEAN連携大学の教員合わせて7名のパネリストはそれぞれの立場から今後の方向性等について述べ、活発な議論、意見交換を行いました。
最後に、Noppadol Phien-wej アジア工科大学准教授が閉会の挨拶を行い、盛況のうちに幕を閉じました。今回のFDシンポジウムは、学生交流の継続、協働教育プログラムの向上に寄与する良い機会となりました。
![]() 大津教授による主催者挨拶 | ![]() 森国際交流推進機構長による挨拶 |
![]() 協働講義担当教員によるFD報告 | ![]() 参加者の集合写真 |
関連リンク
「強靱な国づくりを担う国際人育成のための中核拠点の形成」
http://www.drc.t.kyoto-u.ac.jp