宇治キャンパスで総合防災訓練を実施しました。(2013年11月20日)
宇治キャンパスでは宇治市東消防署の協力のもとに、宇治市で震度6弱の地震(南海トラフ地震)が発生したことを想定した、総合防災訓練を行いました。
これは京都大学危機管理計画(地震編)に対応する訓練で、昨年度より、従来の避難訓練に、地震時の安否確認・情報伝達の要素を加え、負傷者や火災の発生等、現実的な想定のもと、組織的な避難誘導・情報伝達を総合的にシミュレーションするものです。教職員で組織する自衛消防隊を中心に、その他の教職員、学生など総勢150名以上が参加し、初期消火や安否情報伝達、避難誘導、負傷者の救護、また避難状況の集計等様々な場面を設定し、参加者は各自の役割を確認しながら実践しました。
避難完了後は、宇治市東消防署の指導による消火器操作訓練も行いました。参加者は熱心に説明を聞き、実際に消火器を手に取って体験しました。
また、宇治市東消防署による煙中体験訓練を行いました。宇治キャンパスとしては初めての試みで、火災発生時を想定した訓練でした。参加者は煙の中での避難行動の難しさを体験しました。
訓練終了後には、宇治地区世話部局長である佐藤直樹 化学研究所長の挨拶、秋元浩二 宇治市東消防署予防指導課長からの講評の後、消防署の方と自衛消防隊を中心とした参加者との意見交換も行われ、盛況のうちに終了しました。
![]() 宇治市東消防署予防指導課長による講評 | ![]() 消防署の講評に耳を傾ける参加者 |
![]() 初期消火訓練 | ![]() 避難状況集計作業 |
![]() 消火器操作訓練 | ![]() 煙中体験訓練 |