防災研究所公開講座「災害のメカニズムを学び、防災対策に役立てよう -近年多発する豪雨災害-」を開催しました。(2013年9月19日)

防災研究所公開講座「災害のメカニズムを学び、防災対策に役立てよう -近年多発する豪雨災害-」を開催しました。(2013年9月19日)

 防災研究所は、キャンパスプラザ京都で第24回京都大学防災研究所公開講座を開催しました。

 近年増加傾向を示している豪雨による洪水などの水象災害や、崩壊・土石流などの土砂災害に焦点をあて「近年多発する豪雨災害」と題し、豪雨の発生メカニズムやそれに伴う災害の事例、さらには総合的な防災計画に関する最新の研究成果を紹介し、今後の防災・減災のあり方について議論しました。

 2013年9月13日に発生した台風18号により、甚大な被害をもたらした京都の嵐山や福知山の河川が氾濫した状況やその解析結果なども盛り込み紹介しました。

 会場は200名を超える満席で、一般市民、技術者、自治体職員等の防災関係者などの参加者は最後まで熱心に聴講しました。また、今回からより多くの方に視聴いただけるようインターネット中継を実施し、合計視聴者1,600名を超える方が受講し、防災への関心の高さを実感しました。

 防災研究所では、防災・減災の一助となるよう、今後もこのような取り組みを続けていく予定です。

 


左から、大志万直人 防災研究所長、中北英一 同教授、竹見哲也 同准教授

左から竹林洋史 防災研究所准教授、牧紀男 同准教授、松四雄騎 同准教授

満席の会場