総合博物館平成25年度企画展「海」を開催中(2013年8月8日)
総合博物館では7月31日(水曜日)から12月1日(日曜日)まで企画展「海」を開催しています。
水惑星・地球をもっともよく特徴づける海について、本学では様々な角度から研究をしています。その成果を中心に、興味ぶかいトピックで構成し、海についての最新像をつかんでいただくのが、この「海」展です。
展示では、黒潮と親潮が接する場であり、大陸プレートと海洋プレートのはざまに位置する日本の海の視点からとらえることを企画し、海のはじまりと生命の歴史を解き明かすことに始まり、現在の海の振る舞いをはかり、しること、さらにそこにいきる生物、また海とともにいきるヒトの生活とその未来を俯瞰することとしました。その結果「海のはじまり」「海をはかる」「海をしる」「海にいきる」「海といきる」の5部構成で展示しています。
また、観測機器の発展は、海流など海の大局的な動態を解明する海洋物理の研究や、海に生きる動物の生態を解明する研究にも大きな威力を発揮します。本学では、この両分野でも活発な研究が行われており、その成果も紹介しています。
開催に先立ち行った内覧会には学内外から約50名が出席しました。内覧会は、大野照文 総合博物館長が司会を行い、吉川潔 理事・副学長が挨拶を述べた後、本展覧会実行委員の大野館長が展示の解説を行い、出席者は、哺乳動物の骨格標本、大スクリーンに映し出された海の姿などを興味深く熱心に鑑賞しました。
なお、会期中は、展示解説、関係講演会を予定しています。
![]() 進行をする大野館長 | ![]() 挨拶をする吉川理事・副学長 |
![]() ようこそ「海」へ | ![]() 水中グライダー(海をはかる) |
![]() 地球の観測データ(海をしる) | ![]() カマイルカの骨格標本(海にいきる) |
関連リンク
総合博物館ホームページ「企画展「海」」
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0035.html