女性研究者支援センター主催・介護に関する講演会シリーズ(第3回)「介護は何をもたらすのか-家族・地域・社会で生きる知恵」を開催しました。(2013年3月2日)

女性研究者支援センター主催・介護に関する講演会シリーズ(第3回)「介護は何をもたらすのか-家族・地域・社会で生きる知恵」を開催しました。(2013年3月2日)

 女性研究者支援センター主催の講演会「介護は何をもたらすのか-家族・地域・社会で生きる知恵」を開催しました。これは、育児介護支援事業ワーキンググループ推進員の鈴木和代 医学研究科 助教による企画で、誰もが直面する「老い」を安心して迎え、過ごしていくために、立場に関係なく考える場を提供することを目的とし、男女共同参画推進室との共催で事業を行いました。

 鈴木推進員の司会進行により、はじめに、稲葉カヨ 女性研究者支援センター長より講師の紹介と開会の挨拶がありました。そして、波平恵美子 お茶の水女子大学名誉教授より「介護は何をもたらすのか-家族・地域・社会で生きる知恵」の講演がありました。

 講演では、講師がフィールドワークの中で見聞きしてきた介護についてのエピソードや、人間がいかに社会的な生き物であるかということ、また、家族の介護と地域の関わりについてなど、文化人類学的な視点からの興味深い内容が語られました。

 講演会に続いて、円座になり、講演者と参加者の交流会「介護を語るカフェ」を開催しました。教職員、学生、またその家族の方々が、さまざまな角度から、介護の体験やこれからの制度のあり方などついて、話題提供・意見交換を行いました。


司会の鈴木推進員(左)と講師の波平氏(右)

開会あいさつを行う稲葉センター長

講演会の様子

交流会で参加者に語りかける波平氏