京都大学フィリピン同窓会が設立されました。(2012年4月17日)

京都大学フィリピン同窓会が設立されました。(2012年4月17日)

 フィリピン・ロスバニョス市のフィリピン大学ロスバニョス校において、フィリピン人の元留学生により、京都大学フィリピン同窓会が設立されました。

 これは、同校において実施されたPHILAJAMES(Philippine Association of the Japanese Government Scholars:フィリピン元国費留学生協会)南ルソン支部と、同校の主催により、在フィリピン日本国大使館、JICAフィリピン事務所の関係者等が出席して開催されたシンポジウム「Symposium on Japanese Development Assistance on S&T Human Resource Development in the Philippines」に大西有三 理事・副学長が招待された機会に行われたもので、同校大学院長のJose V. Camacho, Jr博士を中心に、当日出席した7名の本学元留学生により発足しました。

 なお、シンポジウムには、フィリピン大学関係者やPHILAJAMESの元日本留学生ほか30名近くの出席があり、大西理事・副学長から本学のフィリピンとの交流、主として留学生の受入れによってこれまで培われた人的資源育成の伝統や、今後の一層の人的交流発展の期待が述べられました。このほか、日本国大使館からの最新の日本留学プログラムの紹介や、日本に留学した者の帰国後の活動紹介や、日本留学の魅力等の報告がありました。

 今後は、設立された同窓会が、フィリピンの他の地域に在住等する元留学生とコンタクトを取り、ネットワークを強化して組織を作っていくことが期待されます。


入会宣誓するフィリピン人卒業生一同

フィリピン人卒業生との意見交換

シンポジウムの様子

シンポジウムで講演する大西理事・副学長