産官学連携本部では、「ベンチャー起業成功への道」と題した第9回シンポジウムを芝蘭会館で開催しました。本シンポジウムは、駐大阪・神戸米国総領事館との共催、日本ベンチャー学会の後援で開催したものです。
駐大阪・神戸米国総領事館 関西アメリカン・センター 館長 Gregory W.Kay氏、牧野圭祐 産官学連携本部長の開会の挨拶に続き、国際的に著名な起業家であるSkyline Ventures(米国)代表 金子恭規氏、株式会社Sucampo Pharmaceuticals(米国) Founding CEO/共同創設者 久能祐子氏やイエール大学地域共同研究所長 E. Jonathan Soderstrom氏、東北大学大学院経済学研究科 西澤昭夫 教授といった国内外の研究者が、起業の傾向や自身の経験について講演されました。
パネルディスカッションでは、若き起業家である株 式会社東京大学エッジキャピタル 社長 郷治友孝氏、ベンチャーキャピタリスト 古我知史氏、popIn株式会社 代表取締役 程涛氏、株式会社MUTECH TRAIL 代表取締役 岡田満雄氏の4名が参加され、モデレーターとして産官学連携本部 IMS寄附研究部門 木谷哲夫 教授が進行役を務めました。
また、文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 寺崎智宏 課長補佐による、起業家を生み出す大学の役割についての講演も行われました。
当日は、あいにくの悪天候にもかかわらず、イベントには180名を超える参加があり、参加者は学生、研究者、ビジネスマン、自治体関係者などさまざまでし た。最も若い参加者は高校2年生で、アメリカの大学に進学し将来はアメリカで起業することを目指しているとのことです。
シンポジウム終了後、引き続き行った交流会では約80名が参加し、シンポジウムでは聞くことができなかった個別の質問など、講演者と参加者との自由闊達な交流が行われ、盛会裏に終了しました。
産官学連携本部では日本の次世代を担う起業家・ベンチャー企業を応援するため、今後もこのようなシンポジウムを開催していく予定です。
![]() 会場の様子 | ![]() 交流会の様子 |